日本代表の森保一監督の続投が23日、決定した。日本協会の理事会で承認された。

ロシアW杯後の2018年に就任して以降、3期目を迎える。27年1月に開幕するアジア杯までの指揮となり、3月の活動から大岩剛監督(現U―21代表監督)に引き継ぐ形だ。

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 森保監督の2期目は北中米W杯で目標に掲げた「優勝」には届かず32強。しかし、大会前には三笘薫や南野拓実、さらに大会中には主将の遠藤航を負傷で欠くという逆境の中“最低限のノルマ”1次リーグ突破は果たした。日本人らしい一体感のあるチームをつくり上げた森保監督への評価は高く、史上初となる「3期目」へ続投が決まった。

 後任監督の選定には以下、主に3つの路線があった。

 【続投含む日本人】森保サッカーのスタイルや築いた基盤を踏襲する。

 【実績派外国人】1ステップ上を目指すため、アジアなどで実績を残す実力派を招へいする。

 【ビッグネーム】さらに上のステップを狙い、欧州や南米の世界トップ・オブ・トップの監督を招く。

 JFAの宮本恒靖会長は当初、外国人指導者をリストアップしたとみられるが、10億円以上ともいわれる高額年俸がネックとなり、国内路線へシフト。協会内ではかねてロス五輪代表を率いる大岩剛監督の評価が高く、将来のA代表監督候補に浮上していた。24年パリ五輪でオーバーエージを使わずに8強入りし、U―23アジア杯を2度制覇するなど、指導力と短期決戦の采配に定評がある。

現在、監督を務めるU―21代表は9~10月にアジア大会(愛知など)を控えていることなどから、森保監督の3期目を来年1~2月のアジア杯までとし、同3月を大岩氏の就任のタイミングと判断したとみられている。

 ◆代表監督選定の手順 JFAの強化部会、技術委員会で代表監督としての要件の検討に入る。その上で日本協会の宮本恒靖会長、山本昌邦技術委員長、会長が指名する助言人物(1人)の計3人で候補者を決め、理事会で決定する。

 ◆北中米大会後の日本代表後任監督問題の経過

 ▼6月28日 1次リーグを無敗で通過後、日本サッカー協会が森保一監督の大会後の続投も選択肢としていることが明らかになる。

 ▼同30日 決勝トーナメント1回戦(同29日)でブラジルに敗れ、32強で敗退後、森保監督続投とともに、名波浩コーチの昇格案、28年ロス五輪代表監督の大岩剛氏の兼任案が浮上する。

 ▼7月2日 協会が森保監督に続投要請する方針を固めたことが判明。

 ▼同9日 来年1月開幕のアジア杯終了後までの短期契約オファーを森保監督が受諾する意向を固め、3期目突入の方向性となる。

 ▼同13日 森保監督が続投報道後、初めて取材に応じ「日本サッカーのためなら何でもやるつもり」と3期目に意欲を示す。

 ▼同15日 協会が半年契約で続投見込みの森保監督の後任として、大岩剛氏にU―21代表との兼任で、来年3月の活動からA代表の指揮を託す方針を固めていることが明らかになる。

 ▼同21日 宮本会長が羽田空港に取材に応じ「希望としては(23日の理事会で)まとめられたら」と話し、23日に森保監督3期目突入が決定する見通しとなる。

 ▼同22日 技術委員会を経て、森保一監督の3期目続投が23日の理事会で承認されることが決定的に。山本委員長は森保監督について「継続性をもって代表チームを成長させている」と高く評価。

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