第61回関屋記念・G3(7月26日、新潟競馬場・芝1600メートル)に出走するダノンセンチュリー(牡4歳、美浦・宮田敬介厩舎、父フィエールマン)。重賞3戦目で巻き返しに期待ができる同馬を4つのポイントからチェックする。

【戦歴】

 1勝クラスからの3連勝で臨んだ前走の京王杯スプリングCは、いつもの末脚を使えず9着。レース後にダミアン・レーン騎手が「1600メートルの方がいいかも」と振り返っており、3連勝を飾っていたマイルに戻るのは間違いなくプラスに働く。

【転厩】

 今年5月に病気のため亡くなった萩原清調教師の厩舎に所属していた馬で、今回が転厩初戦となる。宮田調教師は「1か月前に帰厩させてもらい、馬の個性を見ながら調整させてもらっています。今までの調教やレースの映像を見させてもらって、前の厩舎のスタッフさんも親身になって教えてくださって、いい情報をいただいています」「素晴らしい馬ですよ」と話す。

【仕上がり】

 16日の1週前追い切りでは、抜群の伸び脚で順調な仕上がりをアピールした。美浦・Wコース単走で5ハロン66秒2―10秒7をマークして、スピード感あふれる走りを見せた。宮田調教師は「純粋にギアが上がってからの脚力は、本当に素晴らしいものを持っているなと追い切るごとに感じています。今日も(全体時計は)66秒くらいでしたが、しまいは10秒7で、あまり見ないような時計でフィニッシュできています」と、改めて能力の高さにうなった。

 22日は、時計以上の動きだった。美浦・Wコースを単走で直線も馬なりのまま5ハロン68秒0―11秒6をマークしたが、フィニッシュしてからが真骨頂だった。宮田調教師は「時計自体は控えめでしたが、ゴール後の1~2角までの勢いがすごかったですね」と驚きの表情。

ウッドチップを豪快に蹴り上げながら、ゴール板を過ぎた先にあるコーナーまでトップスピードを維持。「この子は一瞬の切れというより、勢いのある(スピードの)持続力、体力面がかなりすごいなと」と絶賛した。

【データ】

 左回りのマイル戦は4戦し3勝2着1回。得意の条件で、重賞初タイトルを狙う。

※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。

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