◆JERAセ・リーグ 阪神2―4巨人=延長10回=(24日・甲子園

 完封目前の阪神・才木が、マウンド上で膝から崩れ落ちた。1―0の9回2死三塁。

追い込んでからダルベックに投じたフォークが浮き、無情にも左中間席に運ばれた。「自分の投げミス。1球だけですね。ああいう1球が、すごい悔いが残る…」。悪夢の逆転2ラン。同学年の佐藤に声を掛けられ、ようやく腰を上げた。

 125球目を運ばれた。逆転されたが、9回を投げきった。直後に低空飛行を続けていた攻撃陣が粘りを見せた。代打・福島の中前打を起点に1死満塁とし、森下が守護神マルティネスに同点の右犠飛を浴びせ、黒星が消えた。巨人戦の連勝も「10」で継続。権藤博(中日)が62~63年にマークしたプロ歴代最多のG戦11連勝への挑戦は、次回対戦時に持ち越しとなった。

 13奪三振で130球の熱投を見せたエース右腕に対し、藤川監督は「また切り替えて次の登板に。引きずる必要は絶対にないんで。また調整してオールスター明けに備えてくれたら」と次戦に期待を寄せた。2―2の延長10回に岩崎が小浜に勝ち越し2ランを献上し、3連勝ならず。接戦をものにできず、また巨人に同率首位で並ばれた。(中野 雄太)

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