卓球 ◇ノジマTリーグ開幕戦(25日、台湾・新竹県立体育館)

 【新竹県(台湾)25日=宮下 京香】1990年代の日本の音楽シーンを彩った台湾出身の歌手で俳優のビビアン・スー(51)が、Tリーグ初の海外開催の開幕戦を彩る特別ゲストとして出演した。98年に「ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツスペシャルバンド」としてNHK紅白歌合戦に出場した大物ゲストが日本、台湾のファンを盛り上げた。

 日本時間午後3時開始の女子開幕戦の前に登場すると、「キャ~!」と悲鳴が上がるなど超満員の観客が大興奮。ビビアンは「ビビアン・スーです!皆さんよろしくお願いします」と日本語であいさつ。当初の予定から変更し、「ウッチャンナンチャンのウリナリ!! 」(日本テレビ系)の番組発ユニット「ブラックビスケッツ」でヒットした「STAMINA」など2曲を歌唱。日本語と台湾の北京語で歌い上げ、試合前から会場は熱気に包まれた。観客とともに「Tリーグ」と叫んだ。

 パフォーマンス後、取材に応じたビビアンは「開幕戦を見られて、オープニングパフォーマンスゲストとして招いていただいたことは大変光栄でした」と笑顔で振り返った。女子の神奈川から参戦した台湾出身の鄭怡静(チェン・イーチン)と親交があり「日本の選手を含めて優秀な選手が多くいて、感動的」と試合も見て楽しんでいた。約2年前に、鄭が当時9歳の息子に卓球を教えてくれたことを機に、息子は卓球に興味を持って始めたという。11歳になって週に2度、レッスンしているそうで「最初は私も息子と一緒に打ち合ったけど、今は息子の打球が速くて、全然ついていけなくなったわ」と笑って明かした。

 75年3月19日生まれ、台湾・台中県出身のビビアンは、90年、台湾のCTSテレビ主催「台湾美少女芸能コンテスト」でグランプリ。「少女隊」という3人組のアイドルグループの一員でデビューした。96年に「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」(日本テレビ系)のレギュラー出演番組発のユニット「ブラックビスケッツ」としてもデビュー。

「STAMINA」「Timing」などヒット曲を連発。NHK紅白歌合戦には98年と2023年に出場した。俳優として映画やドラマ、CMに多数出演し、作詞家としても多くの楽曲提供を行い、マルチに活躍している。

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