◆第108回全国高校野球選手権千葉大会▽決勝 拓大紅陵3-1専大松戸(26日・ZOZOマリン)

 今春センバツ4強の専大松戸が3年ぶり4度目の優勝を逃し、春夏連続出場はならなかった。

 拓大紅陵とのAシード対決。

春の県大会準決勝では1点差の接戦となり、辛くも専大松戸が逆転勝ちしていたが、夏の頂上決戦ではリベンジを期す拓大紅陵に軍配が上がった。

 初回にを挙げた専大松戸は、エース門倉昂大が好投。8回まで無失点に抑え“スミ1完封”へ向けて9回のマウンドに上がったが、悲劇が待っていた。連打で無死一、三塁とされ、 片岡拓月に左翼への逆転3ランを被弾。土壇場で試合をひっくり返され、力尽きた。試合後、ナインがグラウンドにうずくまり、涙が止まらなかった。

 78歳の持丸修一監督が指揮を執る専大松戸はセンバツで過去最高のベスト4に進出。神宮王者の九州国際大付、プロ注目の菰田陽生を擁する山梨学院など強豪に勝って準決勝まで進んだ。優勝した大阪桐蔭には敗れたが、1点差の好ゲーム。全国屈指の力を示したが、夏の戦国千葉を勝ち抜くのは容易ではなかった。

 今夏の地方大会ではセンバツ上位校が軒並み苦戦。優勝した大阪桐蔭、準優勝の智弁学園(奈良)、4強の中京大中京(愛知)とベスト4のうち3チームが敗退した。

専大松戸は春全国4強の“最後の砦(とりで)”だったが決勝で力尽き、センバツの上位4チームは全て地方大会で姿を消した。

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