◆第108回全国高校野球選手権栃木大会▽決勝 佐野日大5X―4国学院栃木(26日・エイジェックスタジアム)

 佐野日大が春夏連続の甲子園行きを決めた。2022年以来4年ぶりの優勝を目指した国学院栃木を退け、夏は2010年以来16年ぶり7度目の優勝を果たした。

延長タイブレークにもつれる大激戦を、最後は逆転サヨナラ2ランで制した。

 4試合完封で決勝まで勝ち上がり、1973年に元巨人・江川卓を擁した作新学院以来、県53年ぶり2度目の“オール完封勝ち”がかかった大一番。先発マウンドにはエース鈴木有(3年)が上がった。初回先頭の藤原錦にいきなり安打を許したが後続を断った。しかし1点を先制した直後の6回、またも先頭の藤原を安打で出し、1死一、二塁のピンチで4番・大森選に適時打を打たれ、今夏33イニング目で初の失点を喫した。

 9回に勝ち越し点を許して万事休すかと思われたが、その裏に2死三塁から1番・桜岡稜万が同点打。延長タイブレークに持ち込み、2点を追う10回裏、1点を返したあとに小島颯人(2年)が右翼へ逆転サヨナラ2ランを放り込んだ。劇的な一発で試合をひっくり返し、ナインは歓喜に沸いた。

 夏の甲子園での勝利は2001年が最後。初戦敗退だったセンバツの悔しさを、灼熱の甲子園で晴らす。

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