◆JERAセ・リーグ 阪神1―0巨人(26日・甲子園

 巨人は1点が遠く、甲子園での阪神戦7年ぶりの3連戦3連勝を逃し、前半戦を同率首位で終えた。加入2戦目の登板となった先発の小笠原慎之介投手(28)は、主砲・佐藤に浴びたソロのみの7回1失点だったが移籍後2勝目はお預けとなった。

打線は石塚裕惺内野手(20)が2試合連続のマルチ安打をマークしたがつながりを欠き、村上に今季2度目の完封を許した。球宴をはさみ、後半戦は31日にスタート。本拠・東京DでDeNA3連戦に臨む。

 小笠原が表情を曇らせながらマウンドを降りた。0―1で迎えた7回2死一、三塁。先制弾を浴びた佐藤を二ゴロに仕留めてピンチをしのぐと、自身の投球を悔いるように首をかしげた。それでも7回1失点の粘投。加入後2勝目には結びつかなかったが、先発として仕事は果たした。

 前半戦首位ターンを決め、7年ぶりの甲子園3連勝を目指す巨人。勝利すれば単独首位、敗戦すれば阪神と同率首位となる重要な前半最終戦を託されたのは、加入後初登板から自身2連勝を目指す小笠原だ。19日の古巣・中日戦(東京D)では6回3安打無失点で加入後初勝利。「とにかくイニングの先頭をしっかり取ることが必須条件。

もちろん(渡米前より阪神が)レベルアップしていますし、まだ対戦もしていないので、肌で感じていいボールを投げられたら」と誓いマウンドに立った。

 4回まで毎回安打を許すも、後続を仕留めて得点を与えない粘りの投球。しかし0―0で迎えた6回、この回先頭の佐藤に143キロ直球を強振され、中越えの先制ソロを被弾した。

 前日25日に2ケタ安打をマークした打線もこの日は沈黙し、相手先発・村上を前に8回まで散発4安打。8回には2死一、二塁のチャンスをつくったが、続く浦田が二ゴロに倒れ得点を奪うことはできなかった。小笠原は7回109球を投げ8安打1失点で降板した。

 巨人は1点を追う9回、連打で無死一、二塁の好機を作るも、ダルベックが二ゴロ併殺に封じられた。続く佐々木は空振り三振に倒れ、零封負け。前半戦はセ・リーグでは初となる阪神との同率首位でターンした。

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