今季からシーズンを移行したJリーグは7日、19時25分キックオフの明治安田J1開幕戦で、連覇を狙う鹿島が横浜Mと戦う。同30分にはG大阪―浦和戦も行われる。
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サッカーの“聖地”を舞台に繰り広げられる、Jリーグにとって歴史的な一戦に、鹿島が挑む。シーズン移行初年度のオープニングマッチとして用意されたのが、1993年のJ創設時から最上位リーグの座を守り抜いてきた2クラブ・鹿島と横浜Mの激突。国立開催のリーグ戦初の6万超の動員が見込まれる一戦は、リーグ戦24年ぶりのゴールデンタイムの地上波生中継も行われる。
前年王者・鹿島の鬼木達監督(52)は「選手もやりがいしかないと思う。だからこそ、心に刻んでもらえるような、いいものを見せたい」と力を込める。北中米W杯日本代表のGK早川友基(27)も「日本サッカーを盛り上げていくためにも重要な一戦になる」と見据える。
鹿島が強く意識することが、この一戦がW杯終了後、国内での初の公式戦となることだ。W杯の熱をJリーグへとつなげるためにも、6万人が生観戦し、地上波で生中継される一戦で目指すのは、見る者を魅了するサッカー。そして鹿島が鹿島である以上、そこに勝利は欠かせない。
鬼木監督は25年の就任時、鹿島神宮に奉納した絵馬に「魅了して勝つ」と決意を込めた。
日本代表の森保一監督(57)が現地入りし、代表候補を視察することも決定。試合開始前に約2500発の花火が打ち上がり、ハーフタイムにはアイドルグループ「Travis Japan」のライブが予定されるなど華々しい雰囲気での一戦となるが、鹿島はサッカーで見る者を魅了し、勝利で声援に応える姿勢を崩さない。
「W杯の熱を冷まさず、選手には躍動してほしいし楽しんでほしい。結果は自分が受け入れる。とにかく思い切りやってほしい」と指揮官。「必勝」そして「魅了」。Jリーグにとって新たな1ページとなる記念すべき1日を、Jクラブ最多21冠を誇り、リーグ連覇での10度目Vを狙う鹿島が勝利で彩る。(岡島 智哉)
〇…注目の一戦は、両チームの現役高校生にも注目が集まる。
◆秋春制 23年12月にシーズン移行が正式決定。今季は8月開幕、6月閉幕となる。欧州のカレンダーに合わせること、真夏のゲームを減らし、試合の質の向上を図ることなどが狙い。08年に当時の日本協会・犬飼基昭会長が移行に動くも実現せず、その後も頓挫が続いたが、16年に秋春制移行を主張する田嶋幸三氏が日本協会会長選に当選したことで風向きが一変。ACLの秋春制移行などの背景もあり、23年12月の理事会で決定。ウィンターブレイクを設けるなど、降雪地域のクラブにも配慮した日程となっている。

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