◆パ・リーグ 西武2―1ソフトバンク(8日・ベルーナドーム)

 西武がソフトバンクに逆転勝ちし、2位に再浮上した。0―1の8回2死二塁で、ドラ1ルーキー小島大河捕手(22)が逆転の5号2ランを放って試合をひっくり返した。

 6回までは両軍無得点。7回表に先取点を与えたが、直後の7回裏から試合の流れは少しずつ西武に傾いていたのかもしれない。1点を追う7回1死で中村剛也内野手(42)が今季初安打となる左前安打。24年連続安打となり、本拠地のファン、三塁側の西武ベンチは大きく盛り上がった。7回は得点にはつながらなかったが、8回に小島が逆転2ランを放って試合を決めた。

 百戦錬磨の中村剛。15日には43歳の誕生日を迎える。ヒーローになった小島は中村剛が2003年9月にプロ初安打を放った約1か月後に生まれ、8回に2番手で登板して1回無失点で勝利投手になった19歳の篠原とは23歳差だ。だからこそ、中村剛の一打が与えた影響は大きかった。

 西口監督「やっぱり打つことによって、やっぱり雰囲気はよくなると思いますし、本当にベンチも盛り上がりましたし、みんながみんな最後の最後まで諦めずにしっかりと戦ってる結果じゃないですかね」

 小島「盛り上がったと思います。経験ある方なので、ベンチでの立ち振る舞いも素晴らしいと思いますし、練習でもすごい打球を飛ばしていましたし、自分も勉強していきたいなと思います」

 中村剛は表情を変えることなく4回2死三塁での三振を反省し「本当は前の打席で打てたらよかったんですけど」と振り返った。親子ほどの年の差が開いたナインの力が結集した価値ある1勝。

西口監督も「一人一人ちゃんと自分の役割をしっかりと果たしてくれてると思います。非常に大きな1勝だと思います」と手応えをつかんだようだった。

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