パ・リーグ ロッテ―オリックス(ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスは9日、平野佳寿投手兼投手コーチが今季限りで現役引退することを正式発表した。京産大から2005年の大学・社会人ドラフト希望枠で入団し、オリックスで18年。

メジャーでもプレーし、日米通算21年間で250セーブと200ホールドをクリア(258セーブ、205ホールド)したのは史上初の偉業だった。

 岸田護監督は「本当に長いこと現役を続けて、これだけの数字を挙げている、ウチの本当にレジェンド。あそこまで行った選手の気持ちは、平野本人にしか分からないと思いますし。平野が自分で決断したことなので、間違いなくそれが一番の正解なんだと思います」と敬意を表した。

 指揮官にとって平野は、05年ドラフト同期で、兄弟のような関係を築いてきた盟友。「本当に長く21年、一緒にやってきましたからね。なかなか一言では片付けられない。思い出は今まで、探せば探すほど、いっぱいありますね」と振り返った。

 本人からは直接、電話で連絡があったといい「長く話しましたね。今の平野の現状と気持ちを聞いて…」と説明。「『本当に長いことお疲れさまでした』ということが一番。あとはあの子の気持ちを分かろうとしても、分かるレベルにいない。

ほとんどの人がきっと、あそこまでいった選手の気持ちは分からないと思うので。『お前にしか分からないことがいっぱいあるから、あなたが下した決断は正解じゃないか』というところです」と、やりとりを明かした。

 「本当にこれで僕が入団した時の選手は平野が最後でしたから…。寂しさはありますよね」とポツリ。「まだできるんちゃう?」と、冗談交じりに伝えたとしつつ「寂しい思いと、本当に改めてすごいなという気持ち。体もボロボロになるまでやったでしょうし、そんな簡単には言えなかったですね」と続けた。

 今季限りは投手兼任コーチとして契約。「(残りのシーズンは)本人に任せるけど、今はちょっと足もよくないと聞いている。でも、諦めるような子ではないので。思う存分、自分の信じている道をいってもらえたら」と、最後の雄姿を見届けるつもりだ。

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