◆第108回全国高校野球選手権大会第6日 ▽2回戦 天理―福山(10日・甲子園

 初出場の福山の応援団が三塁側アルプス席をびっしりと埋めた。生徒や保護者、卒業生らがバス43台で集結。

学校を出発した36台だけでなく、東京在住の卒業生が乗ったバスなども甲子園に集まった。福山市民をはじめとした地元の応援も加わり、試合開始前に満員となった。

 後攻の選手たちは守りからスタートしたが、初回から大声援。エース来山(きたやま)凌也(3年)が最初のストライクを取ると、大きな拍手に包まれた。無死一塁から二遊間が併殺を完成し、来山が3番打者から空振り三振。2回は1死満塁を切り抜け、どんどん歓声の大きさが増した。3回も来山が3者凡退に仕留めた。4回に先制ソロを浴びた後も主将の渡辺雄介二塁手(3年)、福島悠杏遊撃手(3年)が好プレーを連発し、0―1で5回を迎えた。

 福山市で唯一の市立高。野球部員は広島大会中にも模擬試験を受けていたほど文武両道を目指している。アルプス席だけでなく、市内では11か所でパプリックビューイングを実施。甲子園出場が決まってからの数日間で、同窓会や地元企業の呼びかけによる後援会も発足している。

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