◆第108回全国高校野球選手権大会第6日 ▽1回戦 横浜7―2沖縄尚学(10日・甲子園

 2年連続22度目の出場となった横浜(神奈川)が、昨夏覇者・沖縄尚学との1回戦屈指の好カードを制して2回戦進出を決めた。

 チーム一丸となって、昨夏の甲子園優勝左腕・末吉良丞投手(3年)に襲いかかった。

横浜打線が序盤で好投手の攻略に成功した。2回に2本の適時打を集めて2点を先取し、3回にも1点を追加。この回限りで末吉をマウンドから引きずり降ろした。村田浩明監督(40)は、「末吉くんが投げてくるという予想をはっきり、迷わずに決めて選手に伝えた。スライダーが素晴らしいとインプットしていたので、スライダーを打つ練習、見極める練習は徹底的にしてきました」と振り返った。

 先陣を切って重圧をかけたのは、3番で先発したプロ注目の遊撃手・池田聖摩だ。初回2死で中前安打を放つと、3回1死では左前へ運び3点目のホームを踏んだ。前日の9日にエースの織田翔希、主将の小野舜友とともに指揮官から「お前らが引っ張ってくれ」と求められた通りの働きを見せ、「ボールの内側をヒットできたので、いい打席内容だった」と胸を張った。

 次戦の相手は日南学園(宮崎)に決定し、池田は「全国制覇を目標にこれまでずっとやってきた。横浜らしいプレー、横浜らしい戦いをして、一戦一戦を全戦全力でやり抜けたら」。初戦突破に浮かれることなく次戦を見据えた。(小島 和之)

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