◆第74回中京記念・G3(8月16日、中京競馬場・芝1600メートル)=8月11日、栗東トレセン

 重賞に3度目の挑戦で初タイトルを狙う。カズミクラーシュ(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父モーリス)は全休日明けの11日、栗東・坂路で力強いキャンターで調整した。

 2連勝で迎えた前走のしらさぎSは、0秒3差の8着。稍重の馬場でのレースに、吉岡調教師は「前走は特殊な馬場だったと思いますし、良馬場なら見直せます」と前向きに捉えている。

 初コンビとなるミルコ・デムーロ騎手は5日にコンタクトを取った。トレーナーは「『非常に扱いやすく、操縦性もいい。乗りやすいですね』と言ってくれましたよ」と好感触だ。1週前は土曜日の8日にコンクイスタ(6歳オープン)との併せ馬を坂路で消化。2馬身追走し、1馬身先着を許したが、素軽い動きで50秒8―12秒1を計時し、時計も上々だ。

 24年春にニュージーランドTで4着と好走した素質馬だが、その後は右前脚の種子骨じん帯を手術。1年2か月の長期休養も乗り越えた。「能力はあると思います。今年始めから順調にローテを組んで、調教と競馬ができるようになってきました」。軌道に乗った5歳馬が、本来の力を見せつける。

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