◆第108回全国高校野球選手権大会第7日 ▽2回戦 三重5―3松商学園(11日・甲子園)
三重が松商学園(長野)を破り、今春センバツの佐野日大(栃木)戦に続いて、甲子園春夏連続の初戦突破を果たした。夏は21年2回戦の樟南(鹿児島)戦以来、5年ぶりの1勝を挙げた。
初回いきなり、4番・福田篤史、5番・立松宗馬(ともに3年)の連続タイムリーで2点を先取。3回には敵失で1点追加した。5回には2番・前野元佑(2年)のタイムリーと立松の犠飛で2点を追加。この試合は、1~4番打者の4人だけで2ケタ安打(10)をたたき出した。投手陣は先発左腕・上田晴優(3年)らが継投、好リレーで勝ち切った。
今夏の三重大会は、吉井海翔と上田の両左腕と、最速149キロ右腕・古川稟久の3年生投手トリオで勝ち抜いてきた。だが、決勝・近大高専戦の9回2死、古川が肘の不調を訴え降板。肘の肉離れで全治が2週間~1か月とされている。この日も登板機会なし。OBの沖田展男監督(48)は「チームは古川をマウンドに立たせるために頑張ろうみたいな(雰囲気)。一丸となってもらえたら」と今後、勝ち進めば古川の登板機会があることも示唆している。
150キロ近いストレートを持つ古川は、今春センバツ2回戦で大阪桐蔭に延長10回タイブレークで5―6と惜敗した試合で、4番手で登板し、3回無安打投球で5奪三振、自責0と好投。
三重は過去5度、春夏連続で甲子園出場を果たしているが、初戦の戦績は66年春●夏○、69年○●、92年○○(春①4-3松山商、夏①8-1西条)、95年●●、14年●○となっていた。この日の勝利で、92年以来34年ぶり2度目の春夏連続の初戦突破となった。指揮官は試合後「やっぱり春、経験できたのも良かった。夏は夏でまた3年生は最後ですので、いろんなプレッシャーもあると思いますけど、持ち味が出せたんじゃないかと思います」と振り返った。










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