◆第108回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 拓大紅陵1―0佐賀商(12日・甲子園

 8年ぶり17度目の出場となった古豪・佐賀商は拓大紅陵(千葉)に敗れ、1997年以来29年ぶりの初戦突破はならず、初戦5連敗となった。

 先発したエース右腕・東條陽大(3年)は拓大紅陵打線を相手に打たせて取る投球が光り、7安打1失点。

133球の粘投で、味方の援護を待ったが、打線はなかなか得点できなかった。

 試合後の吉冨俊一監督(43)は「チャンスは作ったんですが、あと1本というところで…。ゲームプランとしては粘り強く終盤まで来たんで、先にあと1点が取れなかったのが勝てなかった要因と思います」と振り返った。

 8年ぶりに聖地への切符をつかんだ最上級生には「3年生はマネジャー含めて11人しかいない中で、1人も欠けることなくついてきてくれました。11人の仲の良さ…ケンカをすることもありましたけど…仲の良さが、このチームのいい雰囲気を作ってくれました。この1年間、いいチームだった。3年生には感謝します」と礼を述べた。

 この悔しさは新チームに生かす。指揮官は「早いうちにもう1度、この場所に戻ってこれないと、またゼロクリアになってしまう。このゲームに参加した1、2年生ですね。このゲームを見て今後佐賀商に入学してくれるであろう中学生に、この借りを返してもらいたいという気持ちがあります」と再び聖地に舞い戻り、リベンジすることを誓った。(加藤 弘士)

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