J2北海道コンサドーレ札幌MF堀米悠斗(31)が、今年2度目の古巣戦での勝利を、胸に期した。チームは13日、宮の沢で調整し、アウェー・新潟戦(15日)に備えた。

 昨年まで9年間、新潟でプレーした堀米悠にとって、6月にJ2・J3百年構想リーグのプレーオフラウンド第2戦でぶつかって以来の対戦。再戦を2日後に控えて、「勝ちたい相手ではあります。個人的にはやっぱり」。0―0からのPK戦のすえに敗れた2か月前の雪辱へ、口元を引き締めた。

 自身の感情だけではない。今季開幕の徳島戦を2―0で制したことを踏まえ「チームとして良い積み上げが出来て、開幕戦で良い試合ができた。それを継続したい、自分たちの流れに持って来たいというのはある。そういう意味で連勝したい。開幕戦がまぐれじゃなかったんだっていうのを見せたい」と語気を強めた。

 堀米悠がプロ生活を最も長く過ごしたのが新潟。6月の対戦後には「いつも通りと言ってはいたが、意識はしてしまった」と漏らしたように、試合序盤は硬さも目立った。「古巣との対戦はメンタルの持って行き方が難しいなと思った」。

そう前回を思い返し「1回経験できたのはすごく大きかった。今回はもう少し、落ち着いてゲームに入れるかなと」。より質の高いプレーを見せ“初勝利”につなげる。

 2か月前は敵地のファンからも大きな拍手で迎えられた。「幸せなこと」と感謝しつつも、今回は異なる感情も頭にある。「活躍してブーイングを受けるくらいの選手にならないと。点を取ればさすがにむかつくだろうし、そういうプレーをしないといけないと思っている。今はコンサドーレのために戦っているので。とにかくチームのためにできることをやりたい」。クラブにとって2001年以来となる連勝発進へ、堀米悠が覚悟を持って古巣のピッチに立つ。

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