17日に死去した元横浜監督の渡辺元智さん(享年81)は、甲子園通算51勝に5度の優勝という成績はもちろん、多くのプロ野球選手を育てたことでも知られた。

 最初に甲子園に出場した1973年春。

いきなり優勝に導くと、当時2年生だったエース・永川英植(故人)が翌秋ドラフトでヤクルトに1位指名を受けて入団した。80年に夏初制覇を遂げると、エース・愛甲猛がロッテから1位指名を受けた。

 教え子の“最高傑作”は、やはり松坂大輔だ。1998年に春夏連覇を遂げ、剛腕投手として甲子園の歴史に名を刻んでドラフト1位で西武に入団。2007年にレッドソックスへ移籍し、日米通算170勝を挙げた。

 野手では、08年に春夏連続で甲子園に出場した筒香嘉智(DeNA)と、11年春夏に聖地に立った近藤健介(ソフトバンク)が“出世頭”。

 孫にあたる渡辺佳明もプロに入り、楽天で活躍している。

 【主な教え子】部坂俊之、斉藤宜之、多村仁志、小池正晃、成瀬善久、涌井秀章柳裕也、伊藤将司

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