◆第21回キーンランドC・G3(8月23日、札幌・芝1200メートル=1着馬にスプリンターズSの優先出走権)=19日、函館競馬場

 ロジケープ(牡、美浦・尾形和幸厩舎、父ロジユニヴァース)が4連勝での重賞初制覇を狙う。父は2009年のダービー馬のロジユニヴァースで、勝てば産駒はJRA重賞初タイトル。

これまでJRA重賞の最高成績は、17年京王杯2歳Sのピースユニヴァースの4着だった。母がロジアイリッシュという「ロジ」血統の孝行息子に、そのチャンスが訪れた。

 2歳時から素質の片りんを見せていた。長沢助手は「初めての追い切りから、手応えが違うなと思いました」と振り返る。初戦は東京・芝1800メートルで3着。引っかかる面を考慮して1ハロンずつ距離を詰め、4戦目に小倉の芝6ハロンで初勝利を挙げた。1勝クラスの昇級初戦こそ3着だったが、その後は無敗。同助手は「行きっぷりが良く、自分からパッと切れる脚を使える」と長所を挙げる。

 追い切り前日は函館の角馬場で運動してから、Wコースを1周半。同助手は「北海道に来てからずっと体調はいいですね。カイバ食いも落ちてないです」と目を細める。

 前走のTVh賞は、中団から鋭く突き抜け快勝。

重賞初挑戦でも、期待を抱かせる勝ちっぷりだった。「今は成長して、折り合いもつくようになっています。あとは展開がどうなるかですね」と同助手。余勢を駆って、父と自身に勲章をもたらす。(水納 愛美)

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