◆米大リーグ ロッキーズ6―7ドジャース(18日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。一時勝ち越しとなる2試合連発の30号2ランを放つなど、5打数1安打2打点でチームの連勝と2カードぶり勝ち越しに大きく貢献した。

自身の持つ日本人最長記録をさらに伸ばす6年連続6度目の“大台”に到達した。

 試合後、ロバーツ監督は大谷と「PCA」ことピート・クローアームストロング(カブス)の一騎打ち状態となっている今季のナ・リーグMVP争いについて聞かれ、「個人的には、そういうことは意識していない。ただ、ピートがMVP争いをおもしろいものにしてくれているのは素晴らしいことだと思う。彼は称賛されるに値すると思う。センターの守備は素晴らしいし、打撃でも素晴らしい数字を残している。そして正直なところ、翔平にとっても誰かが追いかけてきてくれることで、さらに良くなると思う」と語った。

 球場騒然の一発が飛び出したのは1―1で迎えた3回無死一塁の第2打席。大谷は右腕フェルトナーの初球、77・2マイル(約124・2キロ)カーブを完璧に捉えた。打球速度105・6マイル(約169・9キロ)、角度33度、飛距離448フィート(約136・6メートル)。確信の特大アーチを前日に続いてセンター右の自軍ブルペンに打ち込んだ。2戦3発の固め打ちでシーズン38本塁打ペースとなった。

 6年連続の30発は現役選手ではシュワバー(フィリーズ)と並んで最長記録。

ドジャース移籍後は3年連続で通算139本(54→55→30)となり、MLB公式サイトのS・ラングス記者によると同一球団における最初の3シーズンの本塁打数で3位のB・ルース(ヤンキース)まで残り9本とした。

 標高約1600メートルに位置し、気圧が低いことなどから他球場より10%ほど飛距離が伸びる「打者天国」クアーズフィールドでは試合前の時点で通算打率3割9分8厘、9本塁打。この日で10本目のアーチを描き、同球場では22試合連続安打となった。試合前には左膝痛で打者専念となってから2度目のブルペン入りで45球を投じ、投手復帰に向けても前進。二刀流の本領発揮も近づいてきている。

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