◆米大リーグ パイレーツ4―3タイガース(19日、米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)

 昨季サイ・ヤング賞に輝いたパイレーツのポール・スキーンズ投手(24)が19日(日本時間20日)、本拠地・タイガース戦に先発したが、5回途中4安打3失点で降板し、10勝目(11敗)を逃した。

 球界を代表するエースに一気に上り詰めた24歳が初めて壁にぶち当たっている。

23年のドラフト1巡目(全体1位)でパイレーツ入り。24年にメジャーデビューして11勝3敗、防御率1・96の成績を残して新人王に輝くなど怪物ぶりを発揮した。2年目だった昨季は10勝10勝ながら防御率1・97でサイ・ヤング賞を受賞。誰もが認めるメジャー屈指の投手となった。

 だが、今季は開幕戦で1回持たず5失点と大乱調。その後5登板連続で1失点以下と復調したかと思われたが、その後も不安定な投球が続いた。7月1日(同2日)の敵地・フィリーズ戦では4回6安打8失点(自責7)の大乱調で、7月は、月間防御率6・25。8月に入ってからも調子は上向かず、7月25日(同26日)の本拠地・カブス戦から5登板連続で白星なし。その5登板で18失点を喫して、9勝11敗と黒星が先行して今季の防御率は3・95となった。

 昨季の直球の平均球速は98・2マイル(約158・0キロ)だったが、この日の最速は97・9マイル(約157・6キロ)。本人は故障説をきっぱり否定しており、登板日変更など試行錯誤しているが、なかなか復調への兆しが見えてこない。

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