◆米大リーグ マリナーズカブス(21日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 カブスが本塁打攻勢で9回に追いつき、延長戦に突入した。「2番・右翼」に入った鈴木誠也外野手は8回2死満塁の逆転チャンスで空振り三振に倒れるなど、ここまで5打数1安打3三振。

 7回に17打席ぶりの安打を右前に落とした鈴木。だが、8回に回った逆転チャンスでそのバットは快音を響かせることはできなかった。先頭のハップが21号ソロ本塁打を放って1点差と迫り、安打と四球などで2死二、三塁かクローアームストロングが申告敬遠。マリナーズは鈴木との勝負を選んだ。

 カウント1-0からの2球目のボール判定にマ軍の捕手がABS(自動ボールストライク判定システム)チャレンジしたが、失敗して2-0に。3球目のボール判定にも連続チャレンジし、今度はストライクに覆った。その後見逃しストライク、最後はそれまでの4球と同じ外角低めのスイーパーにバットが空を切った。空振り三振で、逆転とはいかなかった。

 試合はPCAことクローアームストロングの初回先頭弾の32号から始まった。PCAは17、18日のホワイトソックス戦で2試合連続して打っており、これで4試合で3本目の初回先頭アーチとなった。右腕ハンコックに対し9球粘った末の9球目の96マイル(約154・4キロ)の外角直球を強振。打球は右中間スタンドに舞い落ちてアーチを描いた。

8月4日ドジャース戦から15試合で8本塁打と84キロとやや細身の体のPCAがスラッガー顔負けの量産ペースに入っている。

 初回にPCAとブレグマンの2ランで3点を先制も先発ボイドが2回4失点で逆転を許す展開も、8回に1点差とし、9回にはブレグマンの18号ソロで同点に追いついた。

 鈴木は守っては7回、アロザレーナのファウルフライをネット越しにつかもうとしたが、グラブに当てて落球。ファンの妨害をチャレンジするも認められなかったシーンもあった。

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