両国国技館のある相撲の聖地、東京・墨田区の出羽海部屋に26日、すみだの魅力を発信する特命大使「すみだ子どもPR大使」が訪れ、相撲文化を体感した。力士の朝稽古を見学した後は、出羽海親方(元幕内・小城乃花)のおもてなしでちゃんこ料理を堪能。

9月13日からの大相撲九月場所を前に、子どもたちも相撲にすっかり魅了された。

 「すみだ子どもPR大使」は、墨田区の魅力を子どもならではの視点や感性を生かして発信する特命大使で、2017年からスタート。区内在住の小学3~6年生を対象に、現在は20人が任命されている。区民の輪を広げるとともに、地域の愛着を育むことも目的とした取り組みで、相撲部屋の稽古見学は今回が初めて。日本相撲協会による全面協力で実現した。

 午前8時からの朝稽古には抽選で選ばれた5人のこどもPR大使が参加。厳しい表情で弟子を見守る出羽海親方の後ろで約1時間半にわたって力士の激しいぶつかり稽古などを見入った後、親方を囲んでちゃんこ鍋などの部屋料理を楽しんだ。「何でも聞いていいよ」という親方に「お相撲さんの“あるある話”を教えて」と質問する子ども大使も。「(稽古後の)力士は昼過ぎたらみんな寝ている」の親方の答えで和やかなムードになるなど、力士らも含めて交流を深めた。

 出羽海親方は「こういった機会で子どもたちが相撲の文化や魅力に触れて、もっともっと好きになってくれたらうれしい」と笑顔。子どもたちには「テレビで見る力士たちもこうやって一生懸命に練習して土俵に上がっていることを分かってくれたら」とメッセージを送った。

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