女優の明日海りおとキムラ緑子がこのほど、都内でダブル主演舞台「詩と音楽の光景『エレクトラ』」(12月13~30日、東京建物ぴあシアター)の囲み取材に登場した。

 今作は、ギリシャ悲劇「エレクトラ」を原典に濃密な人間ドラマと音楽、叙事詩的な言葉が激しく交錯するオリジナル作品となっている。

 明日海はオファーを受けた時の心境について「ギリシャ悲劇を題材とした作品は初めてで、正直不安の方が多かった。けれど、自分の中で転機にできたり、試されているんじゃないかと思って、武者震いをするような感覚でした」と回想。キムラも「ギリシャ悲劇って聞いただけで難しそうで嫌だなって思いました」と苦笑い。それでも「紀元前から人々がこの作品を語り継いでいる意味は何だろうって興味が出てきた」と前を向いた。

 作品の内容にちなみ、やり返したいと思っているエピソードを聞かれたキムラは、「(嫌な事を)忘れちゃうから(紙に)控えるんですよ。嫌なことがヒントになる時があるじゃないですか、自分の怒りのパワーみたいな。時々見返してメラメラして元気になる」と怒りからエネルギーを得ていることを告白。

 最近書いたことについては「一般的なことだと、人は謝らないなって。(自分は)人とぶつかったら『ごめん』ってすぐ言っちゃうんですけど、何にも言わない人が多すぎる。謝らない国みたいになってる…」と現代社会への不満を漏らしていた。

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