◆JERAセ・リーグ 阪神―巨人(30日・甲子園

 巨人の小笠原慎之介投手(28)が先発したが、4回73球を投げて4安打3失点で降板となった。降板後には「チームに大変迷惑をかけてしまいました。

申し訳ないです」とコメントした。

 初回、先頭の近本を146キロ直球で見逃し三振。2番・中野を左飛。3番・佐藤は146キロ直球で遊ゴロ。3者凡退と好発進。2回も3人で片付けた。

 しかし、0―0の3回。この回の先頭・高寺に初安打となる左前安打を浴びた。続く8番・元山には粘られ、9球目で四球。9番・才木には三塁線へのバントを小笠原が素早く動いて処理しようとするも手につかず、無死満塁となった(記録は内野安打)。ここで1番・近本の中前にはじき返され、一塁走者の才木を二塁で封殺する間に三塁走者が生還して先制された(記録は中ゴロ)。

 なお1死一、三塁で迎えた2番・中野の打席では一塁走者の近本がスタートを切った際に、投球を受けた大城は二塁への送球モーションに入るも、送球せず。

直後に右腕を気にするしぐさを見せ、トレーナーとともにベンチ裏へ戻った。その後、捕手・甲斐に交代となり、騒然となった。さらに小笠原は1死二、三塁で中野に中前への2点適時打を浴びた。続く3番・佐藤には死球を与えたが、4番・大山を中飛、5番・前川は空振り三振。この回3失点となった。

 0―3の4回は先頭・坂本に左前安打を浴びながら後続を打ち取った。しかし、5回の攻撃で代打を送られ降板。今季4勝目はならなかった。

 ここまで6試合全てクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成し、3勝2敗、防御率1・85と抜群の安定感を誇る左腕。「クオリティースタートは最低ラインはそこに(目標を)置いてますけど、しっかり27アウトを取ることだけ意識はしている。もっと上にはいけるので、貪欲に投げたいと思います」と語り、「もう1回自分のピッチングをして、野手にいい流れをつくりたいです」と意気込んでいたが、この日はクオリティースタート達成とはならなかった。

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