◆米大リーグ ブルージェイズ―マリナーズ(30日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が30日(日本時間31日)、本拠地・マリナーズ戦に「6番・三塁」でスタメン出場し、3点をリードした6回1死走者なしの3打席目に2試合ぶりの本塁打となる28号ソロを放って本拠地を沸かせた。

 1、2打席目はいずれも先発右腕・ギルバートの前に三ゴロに倒れていた岡本。

3―0の6回1死走者なしの3打席目では2番手左腕・スパイアーと対戦し、初球の84・1マイル(約135・3キロ)スライダーを捉えた。打球速度107・7マイル(約173・3キロ)、飛距離405フィート(約123メートル)、角度38度の打球は中堅フェンスを越え、岡本は右手を挙げて喜んだ。

 8月最終戦でのアーチとなった。岡本は8月に入ってなかなか調子が上向かず、17日(同18日)まではノーアーチ。だが、18日(同19日)の敵地・レイズ戦で8月初本塁打で7月28日(同29日)以来の25号を放って球団新人新記録をマークした。すると勢いを取り戻し、20日(同21日)、28日(同29日)にもアーチを描き、8月最後のマリナーズとの本拠地3連戦では2発目となった。

 28日(同29日)の27号は、日本ではあまり見られない大きく曲がるスライダー「スイーパー」を捉えての本塁打に「追い込まれていたんですが、しっかり捉えることが出来ました。なかなか、変化球がね…。ホームランになってよかったです。また、その日その日で調子は違って来るんですけど、いいものを出せるようにと思っています」。この日も左腕のスライダーを捉え、日本人1年目で昨季まで誰も放ったことのない30本塁打へも残り2本と迫った。

 メジャー1年目のレギュラーシーズンもあと1か月を残すのみ。

序盤は低迷していたブルージェイズはポストシーズン進出を争うにまで浮上し、岡本自身も新人王争いに食い込んでおり、大きな意味を持つシーズン最終盤となるが、調子は上向いてきた。

 チーム138試合目での28号は、レギュラーシーズン162試合に換算すると、32・9発ペース。自身が最多となっているブルージェイズの新人最多本塁打記録もまたしても更新した。

 ◆日本人選手の1年目の本塁打上位

 〈1〉29 村上宗隆(26年、ホワイトソックス)

 〈2〉28 岡本和真(26年、ブルージェイズ)

 〈3〉22 大谷翔平(18年、エンゼルス

 〈4〉18 城島健司(06年、マリナーズ)

 〈5〉16 松井秀喜(03年、ヤンキース)

 〈6〉15 井口資仁(05年、ホワイトソックス)、吉田正尚(23年、レッドソックス)

 ◆日本人選手のシーズン28本塁打以上

 〈1〉55 大谷翔平(25年、ドジャース

 〈2〉54 大谷翔平(24年、ドジャース)

 〈3〉46 大谷翔平(21年、エンゼルス)

 〈4〉44 大谷翔平(23年、エンゼルス)

 〈5〉34 大谷翔平(22年、エンゼルス)

 〈6〉32 鈴木誠也(25年、カブス

 〈7〉31 松井秀喜(04年、ヤンキース)

 〈8〉28 松井秀喜(09年、ヤンキース)

 〈9〉30 大谷翔平(26年、ドジャース)

 〈10〉29 村上宗隆(26年、ホワイトソックス)

 〈11〉28 岡本和真(26年、ブルージェイズ)

 ◆ブルージェイズ新人の本塁打数上位

 〈1〉28 岡本和真(2026年)

 〈2〉24 エリック・ヒンスキー(2002年)

 〈3〉23 J・P・アレンシビア(2011年)

 〈4〉21 ロウディ・テレス(2019年)

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