[W杯マッチ13]アジア勢の躍進に続いたサウジアラビア! ウ...の画像はこちら >>

先制点を決めたアルムアリ Photo/Getty Images

アジア勢の勢い続く

MATCH 13 グループH第2戦

2026年6月16日 7:00キックオフ(会場:マイアミスタジアム)

サウジアラビア 1-1 ウルグアイ

今大会終了後に退任する意向を示している名将マルセロ・ビエルサ率いる強豪ウルグアイと、前回大会でアルゼンチンを撃破するサプライズを起こしたサウジアラビアが激突した。

立ち上がりからボールを保持したのはウルグアイ。守備時は[4-4-2]で構えるが、保持局面ではマヌエル・ウガルテがセンターバックの間に落ちて3バック化し、両サイドバックを高い位置へ押し上げる形を採用した。一方のサウジアラビアも守備時は[4-4-2]でブロックをやや高めに設定。自陣深くでボールを奪えば素早く前線へ送り込み、相手陣内では積極的に圧力をかけてショートカウンターを狙った。

5分、ウルグアイが流動的なパスワークからこの試合最初のシュートを放つ。フェデリコ・ビニャスが早速ゴールを脅かした。その後は互いに守備面で集中力を発揮し、決定機を許さない落ち着いた展開となる。

それでも30分、ウルグアイにビッグチャンスが訪れる。ロドリゴ・ベンタンクールがファーサイドへ柔らかいクロスを送り、マクシミリアーノ・アラウホが折り返す。最後はビニャスがダイビングヘッドで合わせたが、GKモハメド・アルオワイスが好セーブで阻止した。

押し込まれていたサウジアラビアも39分に反撃。右CKから流れたボールをアブドゥラー・アルハイバリが巧みなトラップからシュートへ持ち込むが、GKフェルナンド・ムスレラが左手一本でスーパーセーブを披露する。

しかし41分、ついに試合が動く。再び右コーナーキックからモハメド・カンノが合わせたシュートはムスレラに阻まれるも、アブドゥレラー・アルアムリがいち早く反応。こぼれ球を押し込み、サウジアラビアが先制点を奪った。

前半終了間際にはウルグアイが押し込む時間を作ったものの、アルオワイスを中心としたサウジアラビア守備陣が集中した対応を見せる。リードを守り切ったサウジアラビアが1点をリードして前半を終えた。

後半開始直後、ウルグアイがいきなり決定機を迎える。右へ展開した攻撃からギジェルモ・バレラがアーリークロスを供給。ビニャスのダイビングヘッドは左隅へ向かったが、またしてもアルオワイスが立ちはだかった。続くCKでもビニャスが高い打点のヘディングシュートを放つが、わずかにゴール左へ外れる。

60分には中央でボールを受けたウガルテが右足を振り抜きミドルシュート。しかしこれは左ポストを直撃した。後半に入り修正を加えたウルグアイが主導権を握り、巧みにボールを動かしながらサウジアラビアゴールへ迫る。それでもサウジアラビアは粘り強い守備で対抗した。

苦しい時間帯が続くサウジアラビアだったが、集中力を切らさず時計の針を進めていく。

それでも80分、ウルグアイがついに追いつく。左サイドからのアーリークロスにビニャスが合わせたシュートはGKに阻まれたものの、こぼれ球に反応したアラウホが押し込み同点。試合を振り出しに戻した。

サウジアラビアも勝ち越しを狙う。中央でボールを奪った後、サウド・アブドゥルハミドが鋭いミドルシュートを放つが、惜しくも枠を捉えられなかった。

アディショナルタイムに入ってもウルグアイの猛攻は続く。93分、ショートコーナーからボールを受けたフェデリコ・バルベルデが得意のミドルシュートを放ったが、この日再三の好守を見せていたアルオワイスが左手一本でストップ。サウジアラビアは最後まで集中を維持した。

そして試合終了。サウジアラビアはアジア勢躍進の流れを途切れさせることなく、強豪ウルグアイ相手に貴重な勝ち点1を獲得した。一方のウルグアイは試合を通じて多くのチャンスを作り出したものの、アルオワイスの好守とサウジアラビア守備陣の粘りに苦しみ、逆転ゴールを奪うことはできなかった。

グループHは今後も混戦模様となりそうだ。


[スコア]
サウジアラビア 1-1 ウルグアイ

[得点者]
サウジアラビア
アブドゥレラー・アルムアリ(41)

ウルグアイ
マキシ・アラウホ(80)

[ポゼッション]
サウジアラビア 28%
 
ウルグアイ 57%
 
中立 16%

[シュート数]
サウジアラビア:7本

ウルグアイ:29本

[枠内シュート]
サウジアラビア:3本

ウルグアイ:11本

[イエローカード]
サウジアラビア
アブドゥレラー・アルムアリ


サウジアラビア

フォーメーション:[4-4-2]

監督:ゲオルギオス・ドニス

GK
モハメド・アルオワイス(アル・ウラー)

DF
アブドゥレラー・アルムアリ(アル・ナスル)
ハッサン・タムバクティ(アル・ヒラル)
サウド・アブドゥルハミド(RCランス)
モテブ・アルハルビ(アル・ヒラル)

MF
アブドゥラー・アルハイバリ(アル・ナスル)
サレム・アルドサリ(アル・ヒラル)
モハメド・カンノ(アル・ヒラル)
モハメド・アブ・アルシャマト(アル・カーディシーヤ)

FW
フェラス・アルブライカン(アル・アハリ)
ムサブ・アルジュワイル(アル・カーディシーヤ)

交代出場
63分 ムサブ・アルジュワイル→ナセル・アルドサリ(アル・ヒラル)
81分 モハメド・アブ・アルシャマット→ナワフ・ブシァル(アル・ナスル)
92分 モテブ・アルハルビ→アブドゥッラー・アルハムダン(アル・ナスル)
92分 サウード・アブドゥルハミド→アリ・ラジャミ(アル・ヒラル)
92分 フェラス・アルブリカン→アラー・アルヘッジ(ネオム)

ウルグアイ

フォーメーション:[4-2-2]

監督:マルセロ・ビエルサ

GK
フェルナンド・ムスレラ(エストゥディアンテス)

DF
セバスティアン・カセレス(クラブ・アメリカ)
ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ)
マティアス・オリベラ(ナポリ)
マティアス・ビーナ(リーベル・プレート)

MF
マヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド
ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム
フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード
マクシミリアーノ・アラウホ(スポルティングCP)

FW
ダルウィン・ヌニェス(アル・ヒラル)
フェデリコ・ビニャス(レアル・オビエド)

交代出場
46分 ダルウィン・ヌェネス→ アグスティン・カノッビオ(フルミネンセ)
46分 マティアス・ヴィーナ→ ファン・サナブリア(レアル・ソルトレイク)
72分 マヌエル・ウガルテ→ ニコラス・デ・ラ・クルス(フラメンゴ)
81分 マキシ・アラウホ→ブライアン・ロドリゲス(クラブ・アメリカ)
90分 フェデリコ・ヴィナス→ロドリゴ・アギーレ(ティグレス)

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