「こんなトッテナムは見たことがない」マテウス・フェルナンデス...の画像はこちら >>

ウェストハムでプレイするマテウス・フェルナンデス photo/Getty Images

「もう我慢の限界だった」

トッテナムが今夏の移籍市場で見せる積極姿勢に、クラブのレジェンドOBも興奮を隠せないようだ。

今夏ニューカッスルからイタリア代表MFサンドロ・トナーリ獲得を目指すスパーズは、ポルトガル代表MFマテウス・フェルナンデスの獲得でも合意に近づいていると報じられている。

かつてトッテナムでもプレイしたジェイミー・レドナップ氏は、この大型補強路線を高く評価している。

英メディア『SkySportrs』によれば、レドナップ氏は「これはトッテナムのファンにとって素晴らしいニュースであり、大きな興奮を呼ぶだろう。なぜなら、これはこれまで見たことのないことだからだ。彼らは市場で本格的に動き出している。以前の経営陣では決してこのようなことはしなかった」と語り、クラブの変化に驚きを示した。

現在21歳のフェルナンデスは、ポルトガルが誇る次世代の司令塔候補だ。スポルティングCPのアカデミーで育ち、2023年にトップチームデビュー。その後はレンタル移籍を経て経験を積み、卓越したボールコントロール、運動量、そして試合を読む能力を武器に急成長を遂げる。2024-25シーズンにサウサンプトンへ加入してプレミアに上陸するといきなり主力として活躍し、今季はウェストハムでプレイ。そのパフォーマンスはプレミアリーグのビッグクラブからも注目を集めていた。

そんなフェルナンデスについて、レドナップ氏は「トナーリとフェルナンデスは、トッテナムの中盤が切望していたタイプの選手だ。これまでの中盤には、本当の意味で質の高い選手がいなかった。
これまでは一生懸命働く選手ばかりだった」と評価。技術と創造性を兼ね備えた中盤の構築に期待を寄せている。

また、近年の低迷がクラブの補強方針を変えたとも分析した。

「理由はいくつかある。2度の残留争いはファンや経営陣にとって理想的なものではなかったし、もう我慢の限界だった。そしてアーセナルが優勝したことで、スパーズは恥をかかされたような気分になり、ようやく行動を起こさざるを得なくなった。今こそ行動を起こし、まともな選手を獲得し始めなければならないんだ」

さらにレドナップ氏は、来季のトッテナムが優勝争いに加わる可能性にまで言及した。

「来年は強豪チームになるだろうから、選手たちをうまく獲得できればいい。今のチームを見れば、来年優勝争いに加われない理由は何もない。彼らにとって素晴らしい移籍期間だった。これまでに見たこともないほど迅速に動いたし、私はフェルナンデスの大ファンだ。彼がポルトガル代表に選ばれなかったのは本当に残念だった」

最後には、「トッテナムにとって、これは素晴らしい補強になるだろう。
あとは、この移籍を実現させるだけだ」と締めくくっている。長年、補強戦略への批判にさらされてきたトッテナム。しかし今夏は、そのイメージを一新するような積極補強を見せている。トナーリとフェルナンデス獲得が正式決定となれば、スパーズの新時代を象徴する移籍の一つになるかもしれない。

編集部おすすめ