2026年6月現在、スマートフォンやパソコンなどで配信中の超現実都市オープンワールドRPG『NTE:Neverness to Everness』。これは架空の都市「ヘテロシティ」を舞台に、戦闘に、釣りに、ドライビングに、と色々な要素が散りばめられたゲームです。
作品内には複数の自動車ブランドが存在し、実車に近いデザインの架空車が売りに出されています。そこに先日、大きなコラボレーションが実施されました。ドイツの自動車メーカーであるポルシェが専用のショールームやオリジナルのレーシングスーツ、実在する車両をゲーム内に実装したのです。
今回、コラボレーションで登場した車両は、ポルシェ「918 Spyder(スパイダー)」。ゲーム内で売買できる車両の最高速度を18km/h上回る、現実では220km/hを叩き出す “スーパーカー” です。操作性も含めて文字通り「次元の違う」性能を誇り、レース対戦モードではこの車両がなければ勝てない、とまでいわれるほどの強さを発揮しています。
ですが、これでも実際の性能に比べれば、かなり抑え気味の調整となっています。
ポルシェ「918 Spyder」は、コンセプトモデルの段階で0-100km/h加速3.2秒以内、最高速度320km/hという驚異的なスピードを叩き出し、それでいて燃費は3.0~3.3 L/100kmとコンパクトカー並の低燃費を実現しています。電動モーターとエンジンを両方搭載したハイブリッド車でありながら、スポーツカーとしての性能を突き詰めた方向性をまざまざと見せつけた名車といえるでしょう。
ちなみに、ポルシェが純粋なレースゲーム以外とコラボレーションするのは、この企画が初めてではありません。同社は『フォートナイト』や『PUBG』といったシューティングゲームのほか、『バイオハザード レクイエム』のようなアドベンチャー系の作品ともコラボしています。
ポルシェは以前、ゲーム会社「エレクトロニック・アーツ(EA)」の作品にのみコラボを行う独占的な契約を締結していました。
この背景には、ゲームをプレイする比較的若い世代に、ポルシェの魅力を知ってもらいたいという狙いがあります。少々過激なゲーム内容であっても、自社の製品に興味を持ってもらえるのならば、多少の“やんちゃ”もいとわないという、柔軟な広告戦略の一環といえるでしょう。

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