オシャレな人は足元から、とはよく言われるのですが、靴磨き屋さんに磨いてもらうってどうもオジサンの習慣だと思いがち。
イメージする場所は、新橋や東京駅のガード下。
やっぱり靴磨きというと、道端で磨いてもらうという印象が強いですよねぇ。ところが、アトレ品川にある靴磨き屋さん「Sabrina (サブリナ)」は、王様気分で靴磨きが受けられる新感覚のショップ。一段高い王朝風のチャンピオンシートみたいなイスに座りながら、サービスが受けられるのだ! 

イスに実際に上ってみると、ホントに優越感。店員さんは女性ばかりなので、足元にかしずいてくれる店員さんに、最初想像していたメイドカフェ気分と言うよりも、本気で王様気分になれます。

お客さんには、靴磨きになれた50歳以上の男性が多いそうですが、最近はウワサを聞きつけた30代男性や女性にも人気だそう。品川に最近できた新しいオフィス街に入っているビジネスマンや、新幹線乗場前とあって出張で東京に出てきた人などに好評だとか。

ちょっとした大きな契約やプレゼン前にやると、自信がつくかも?

新橋などにも、昔ながらの靴クリームメーカーがやっている靴磨き店もありますが、やっぱり多くがオジサン向け。ここでは、いままで通りの靴のツヤを出すという他の店のサービスを越えて、靴を長持ちさせる手入れをしてくれるのがポイント。しかも、靴磨きの際は、靴下が汚れないように靴にトランプカードをはさむところもオシャレ。しかも気になるお値段は平均1000円程度です。

店名の由来は、オードリーヘップバーン主演映画『麗しのサブリナ』から。日本にオードリーが来たときに、ある靴磨き職人の腕に感動したというエピソードからとったものだそう。
ビルのイメージにあわせて、洗練された大人のニューヨークをイメージした店舗の作り。もともとエステをやっていた会社がはじめただけあって、癒し効果もバツグンです!!
2006年9月にオープン以来、リピーターが増え、今やお客さんの半分くらいがリピーターというのもうなずけます。

いや、まじで一回受けると、この気分は忘れられないかも……。
……ク、クセになりそう。
(カシハラ@姐御)