カフェ・ラテやカプチーノを作る際に、ミルクで模様や絵を描くラテアート。最近は動物やアニメキャラ、歴史上の人物にいたるまでを、こんもりしたミルクの泡を駆使して3Dで表現するバリスタも登場。
ネット上でも何かと話題になっているようだ。

ところで、そんなかわいい3Dラテアート気分を、自宅で簡単に味わえるマシュマロを発見!!以前、「肉球マシュマロ」をご紹介したマシュマロ専門店「やわはだ」さんが開発した「Cafe Cat」というもの。カップの中から猫がちょこんと顔を出しているように見え、やばい!かわいい!!とテンションが上がってしまった。

「やわはだ」さんでは以前から、肉球マシュマロを温かい飲み物などに浮かべ、溶かして飲む楽しみ方を「肉球アートラテ」として提案していた。その後、猫の後ろ姿を表現した「ましゅとまろ」というマシュマロを発売したところ、思いもよらないクレームが届いたのだそう。

「実は、当店のお客様はアジアなど海外の方が非常に多いんです。
海外のお客さんはこの、ネコ型のマシュマロもコーヒー等に入れてしまうことがあるようです。そんなある日、『ネコ型のマシュマロをコーヒーに浮かべたところ、頭から沈んでしまう!ひどい!!かわいそうだ……』というお声を頂戴して。これを聞いてスタッフ一同、ぶっ飛びました。この時の衝撃があまりに大きく、一度は心の底に沈めていたんですが、スタッフ内で何かにつけこの話題が持ち上がって……ふと『沈まなければいいんだろう!』とやる気がむくむくと(笑)」

……と、そんな猫愛あふれる(!?)クレームに衝撃を受けた経緯が、沈まない猫、「Cafe Cat」の誕生につながったとのことでびっくり。ちなみに、肉球マシュマロはひとつずつ手作りされてましたが、「Cafe Cat」はどうやって作られているんでしょう?

「オリジナルの型を、手作りでつくっています。型作りには正直時間がかかりました。
製作は息子ですが、最初は狐か犬にしか見えなくて苦労しました(笑)。手と耳を色違いにしているので、かなり時間がかかります。マシュマロが固まってから、目とひげを手描きしています」

とのことだった。「Cafe Cat」は今年2月の発売だが、温かい飲み物の季節が過ぎた現在も売れ行きは好調とのこと。今後も猫系マシュマロは、なにかひらめきやヒントがあればその都度、商品化していくそうだ。
なお、「やわはだ」スタッフの皆さんは、なぜかこの猫のことを「ヒロキチ」という愛称で呼んでいるのだとか……(笑)。


コーヒーや紅茶のほか、温かいミルクや豆乳に浮かべてもおいしいという「Cafe Cat」。クーラーなどによる冷え防止も兼ねて、「ヒロキチ」で猫好きの友人知人を驚かせてみるのもイイかも!?(まめこ)