今回記事でご紹介するのは1987年に週刊少年ジャンプで連載スタートした『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』(荒木飛呂彦)のあらすじです。
本作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第2部にあたり、1部主人公ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターが活躍します。
単行本は全8巻。
時系列的には1部の約50年後にあたり、ディオ・ブランド―の代わりに柱の男たちが敵役として登場します。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』のあらすじ
第1部より約50年後、1938年のアメリカ合衆国ニューヨーク。
祖母エリナと暮らすジョセフ・ジョースターは、亡き祖父ジョナサンの親友であり、スピードワゴン財団の代表者ロバート・E・O・スピードワゴンがメキシコで消息を絶った報せに驚きます。
スピードワゴンは失踪間際まで石仮面の調査に携わっており、歴史を変える重大な発見をしたそうです。
スピードワゴンを捜しにメキシコに赴いたジョセフは、柱の男の一人・サンタナと対峙しました。

柱の男は吸血鬼を凌駕する知性と膂力を持った地球最強生物であり、太陽光が弱点な他はほぼ不死身の存在です。
ジョセフはこの戦いで苦戦を強いられたものの、祖父譲りの波紋の力と得意の詐術を弄してサンタナに勝利しました。
スピードワゴン救出後、他にも柱の男がいると知らされたジョセフは、ウィル・A・ツェペリの孫であるシーザー・A・ツェペリと落ち合ってローマに飛びます。
しかしローマで待ち受けていたワムウ、エシディシ、カーズの強さはサンタナと比較にならず、1か月後に毒を噴出するリングを取り付けられてしまいました。
助かる為にはエシディシとワムウから解毒剤を回収せねばなりません。
ジョセフはシーザーの師匠リサリサのもとへ赴き、波紋の練度を高める特訓を受けます。
共に厳しい修行を乗り越えるうち、シーザーとジョセフは固い絆で結ばれ、互いを相棒と認め合いました。
最終試験の日、エシディシが二人の前に立ちはだかります。
ジョセフとシーザーはパワーアップした波紋を用いてエシディシを撃破し、解毒剤の入手に成功するも、リサリサが持っていたスーパーエイジャを敵に奪われる失態を犯します。
スーパーエイジャは柱の男たちが世界征服を成し遂げるのに必要不可欠な宝石であり、エシディシはリサリサのメイド・スージーQを洗脳し、それをアジトに運ばせたのでした。
ジョセフとシーザーはスパーエイジャを取り返し、柱の男たちの野望を打ち砕けるのでしょうか?
