フレンチ・フライの発祥国はフランスじゃない?
(上)店のシンボルになってるオブジェ、(下)フリッツ製造マシーン(フリ専)
ちまたでは、ポテトフライのことを「フレンチフライ」と言ったりします。過日、イラクをめぐる件でフランスに反発した米国議会内のレストランが、メニューを「フリーダム・フライ」に変えちゃったなんて話題もありましたよねぇ。
(あ、つい世界情勢までも網羅してしまった。)

しかし、ベルギーに言わせると、そんなことで議論するなんぞ、鼻の穴がおっぴろがったまま二度と戻んないくらい、ちゃんっちゃらおかしいのである。なんでかってゆーと、ポテトフライを考案したのはベルギー人なのだから、なのだっっ!! はぁ、はぁ……(息切れ)。

知らんかった? そんなんだめーん。正しくは、「フリッツ」というのよ。こないだ、イタリアにいっしょに出張に行っとったベルギー・ボーイなんてさ、「ああ、おれ2週間もフリッツ食ってね〜……」と、もだえ苦しんでおりました。ベルギーのじゃないとダメなんだそーだよ。彼が平均かわかりませんが、きっと日本人が、「炊き立ての白米が食いたいんだよぉー。」と泣くみたいな感じじゃなかろうか。

家庭用フリッツ製造マシーンも日本の炊飯器のごとく(形状もウリ似。)普通に販売されとるし。町中でもいたるところで揚げたてホクホクを購入可能。
おぬしら、これからは「フリッツ」と呼ぶのじゃぞ、よいな?

(エキサイトニュース編集部 ベルギー特派員 ばび)
編集部おすすめ