
写真はつくばエクスプレス万博記念公園駅前。岡本太郎のオブジェが目立ちます。電波がバリバリ届くとはいえ、マナーは通常の電車と同じ。お忘れなく。
先日、つくばエクスプレス、通称「つくエク」を利用した際、ふと携帯電話に目をやると、地下だというのに電波がバリバリ3本立っていたことに驚いた。
首都圏はじめ、地下鉄の駅構内やホームなどでは電波がけっこう入る場所もあるが、走行中、立ちっぱなしというのは、さすがに珍しい。
携帯電話のしくみでは、電波の届くのは、アンテナ設置場所から半径○キロ以内などとなっていると聞くが、つくエクは、アンテナを立てまくっているということか。
広報に聞いてみると、
「携帯電話の車内でのご利用はご遠慮いただいてますので、『電波が届く』というのは積極的にPRしたくないのですが」
と前置きしたうえで、こう説明してくれた。
「つくばエクスプレスは、もともと『ITエクスプレス』として、研究機関、大学、ビジネスのお客様の利便性を第一につくったものです。そのため、開業以来、利用者サービスとして地下区間すべてにおいて、携帯メールが可能になるよう工夫しています」
そんな工夫により、PCや携帯で、ネットやメールが、地下走行中でも利用できる環境が整備された路線になっているようだ。といっても、いくら電波が届くからといって、通話していいわけではないのは当然のマナー。
実際、利用者の多くはノートPCを車内で広げているそうで、さらに、7月末〜8月には、秋葉原〜つくば間全線での無線LANも、一部列車で使用可能になるとか。
「ただし、優先席付近では電源を切るなど、ご注意ください」
と何度も強調された。ごもっとも。
(田幸和歌子)
首都圏はじめ、地下鉄の駅構内やホームなどでは電波がけっこう入る場所もあるが、走行中、立ちっぱなしというのは、さすがに珍しい。
携帯電話のしくみでは、電波の届くのは、アンテナ設置場所から半径○キロ以内などとなっていると聞くが、つくエクは、アンテナを立てまくっているということか。
広報に聞いてみると、
「携帯電話の車内でのご利用はご遠慮いただいてますので、『電波が届く』というのは積極的にPRしたくないのですが」
と前置きしたうえで、こう説明してくれた。
「つくばエクスプレスは、もともと『ITエクスプレス』として、研究機関、大学、ビジネスのお客様の利便性を第一につくったものです。そのため、開業以来、利用者サービスとして地下区間すべてにおいて、携帯メールが可能になるよう工夫しています」
そんな工夫により、PCや携帯で、ネットやメールが、地下走行中でも利用できる環境が整備された路線になっているようだ。といっても、いくら電波が届くからといって、通話していいわけではないのは当然のマナー。
実際、利用者の多くはノートPCを車内で広げているそうで、さらに、7月末〜8月には、秋葉原〜つくば間全線での無線LANも、一部列車で使用可能になるとか。
「ただし、優先席付近では電源を切るなど、ご注意ください」
と何度も強調された。ごもっとも。
(田幸和歌子)
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