年齢をはかるリトマス試験紙!? レギンスとスパッツ
スーパーだからでしょうが「スパッツ」ばかりです
今やファッションアイテムの定番と化した「レギンス」。
レギンスは体にぴったりしたパンツで、ちょっと昔は「スパッツ」と言っていたもの。


このレギンス、ファッションにあまり興味のない男性などに知っているかどうか聞くと、「何ですか?」「どういうところにあるんですか?」「誰ですか?」とおよそ何のことやら全く想像もつかないといった回答のオンパレード。
正直、女性でありながら私も数カ月前まで全く知りませんでした。トホ。
もちろん見れば、ああ、みんなよく履いているアレね、と分かるのだけれど。

そしてこのスパッツとレギンス、どう呼ぶかで年齢が分かれるとまでいわれる。
スパッツとつい言ってしまうのが年齢が高い人、レギンスと呼ぶのが若い人である。
ある意味、レギンスは“年齢の踏み絵”というか“リトマス試験紙”のようでもある。
ちなみにGoogleで単純に2つの言葉を検索してみると、レギンスの検索結果は約2,450,000件、スパッツの検索結果は約3,400,000件(2007年11月6日現在)と、言葉としてはスパッツの方が優勢の模様。

そしてファッション用語には、この他にも年齢リトマス試験紙として使えそうなものがあることに気がついた。
アウター、トップス&ボトムス、スカーフ、スリップ、パンツ、ジーンズ……。
それぞれ、上着、上に着るもの、下に履くものを、ネッカチーフ、シミーズ、ズボン、Gパンと言い換えられる(例えがかなりオバさん的なものばかりで恐縮です)。
流行はある一定の期間をおいて繰り返されるけど、昔の言葉をそのまま使っていてはトレンドじゃないってことでしょうか。

まっ、トップスやボトムスは日本語の言葉として、ちょっとしゃれたものがないがゆえに、英語をそのまま日本語にしているのかも。

そしてまた一つ、目新しい言葉を見つけた。それは「ブーティー」。
「ブーティーはこの秋のマストアイテム」「人気急上昇のアイテムがブーティ」といった調子でファッション誌や女性誌に書かれている。
ブーティーとは、くるぶしのあたりまでくる短めのブーツのこと。パンプスとショートブーツの間くらいの丈。

このブーティー、レギンスやジーンズに合わせるだけで、セレブっぽいカジュアルスタイルになるとかで、世界的にもブームなんだそうですよ。
(こや)