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牛乳を飲むとおなかをこわすのは男が多い?

1月下旬の北海道新聞で、07年の牛乳の消費量が、過去最低水準になったと報じられていた。

13歳以上の男女3486人を対象に行った聞き取り調査で、牛乳を飲まない理由(複数回答)は「ほかに飲みたい飲み物が増えた」に次いで、「おなかの調子が悪くなる」が34.6%で2位という結果だったよう。

ところで、こうした「牛乳を飲むとおなかの調子が悪くなる」という人、どういうわけか、周りには圧倒的に男性が多い。
これには、男女差があるものなのか。

“牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする方向けの乳飲料”「アカディ」を販売する日本ミルクコミュニティ株式会社に聞いた。
「確かに、男性のほうが多いとは言われていますが、正確な男女差のデータはありません。また、日本人はやっぱり他の国に比べて多く、20〜30%にもなると言われてますね」
と広報担当者。

もともと牛乳を飲むとおなかがゴロゴロするのは、牛乳にある「乳糖」を分解する酵素が足りない人=乳糖不耐症というのは、わりと知られたところ。
ただし、男女差については、データはないものの、「男性のほうが多い」といわれているレベルなのに対し、年齢差については明らかな違いがあるのだとか。
「年齢とともに、乳糖不耐症の人が増加するというのは、はっきりとデータがあって、『アカディ』のユーザーも、50代以上の世代に偏っているんですよ。乳幼児期は、腸管内のラクターゼという乳糖分解酵素の活性が高いですが、それは年齢とともに低下していきます。この酵素の活性の低下によって、必然的に、加齢によって、乳糖不耐症も増えていくというわけです」

ところで、この「アカディMBP」は、乳糖を一部あらかじめ分解してある乳飲料で、
「似たようなものがないので、『これがなければ困る』という人も多いんですよ」ということだった。

「牛乳は嫌いじゃないんだけど、飲むとおなかこわしちゃって……」という人は、けっこう多い。牛乳に対する考え方も、かつてと変わってきているとはいえ、このように「飲みたいのに飲めない」人には、ありがたい存在かもしれません。
(田幸和歌子)

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