中国IT大手、騰訊控股(テンセント)傘下の音楽配信大手、騰訊音楽娯楽集団(テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ)が13日に発表した2024年第1四半期(1~3月)決算(未監査)は、売上高が前年同期比3.4%減の67億7千万元(1元=約22円)、非国際会計基準(Non-IFRS)ベースの純利益が23.9%増の18億1千万元だった。
 
音楽配信のサブスクリプション(月額課金)収入は39.2%増の36億2千万元。

音楽配信の有料ユーザー数が20.2%増の1億1350万人に上り、前四半期比で680万人の純増となり、四半期で最大の伸び幅を記録した。有料ユーザー1人当たりの平均利用料金(ARPPU)は10.6元だった。運営効率の向上と効果的なコスト管理により、営業利益は41.9%増の19億6千万元となった。
 
3月31日時点の現金や現金同等物、定期預金の総額は341億8千万元だった。

テンセント・ミュージック、23年はサブスクサービスの売上高4割増 有料会員数は1億人突破


(新華社北京