
米調査会社センサータワーはこのほど、2025年7月の世界モバイルゲームパブリッシャー売上高ランキングで、上位100社のうち32社が中国企業だったと発表した。中国企業の売上高は合計19億5000万ドル(約2900億円)となり、上位100社の34%を占めた。
中国企業のトップは、「王者栄耀(Honor of Kings)」や「PUBG MOBILE」(中国版「和平精英」)、「三角洲行動(デルタフォース)」などのヒット作を抱えるテンセントが首位を堅持した。2~6位も順位に変動はなく、点点互動(Century Games)、網易(ネットイース)、米哈游(miHoYo)、檸檬微趣(Micro Fun)の順だった。
点点互動の「Kingshot(キングショット)」は今年2月下旬の配信開始直後から人気が急上昇し、累計売上高は2億ドル(約300億円)を突破した。

畳紙網絡(Papergames)は、7月初めにリリースした「恋と深空」のバージョン4.0がシリーズ過去最高の売上高を記録。同社の売上高は前月比33%増となり、順位を1つ上げて7位に浮上した。
*1ドル=約148円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)