<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 事前情報◇31日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇7352ヤード・パー71>
31日、「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」が行われる宍戸カントリークラブで、石川遼が地元・茨城県笠間市の小学生に、石川の所属先であるカシオ計算機の電子辞書50台を寄贈した。
石川遼が投入した金黒シャフトの招待は?【写真】
石川遼は、子どもたちに運動だけではなく勉強も頑張ってほしいという思いから、ツアーで獲得したバーディ数と同数の電子辞書をプレゼントする「バーディ活動」を18年から行っている。
2020-21年シーズン、石川は22試合に出場し、イーグルを含む合計291個のバーディを獲得。今年1年かけて291台の電子辞書を全国の小学生にプレゼントする。
その第一弾として、茨城県笠間市の小学生に電子辞書“EX-word(エクスワード)”の小学生向けモデル「XD-SK2800」を50台寄贈した。今後、残りの241台を北海道、高知県、福岡県の小学校に寄贈していく予定となっている。
今回、笠間市の小学校を代表して、石川から電子辞書を直接受け取ったのは、笠間市立北川根小学校スナッグゴルフ部の部員たち。石川は「僕もみんなと同じ年の頃、学校の勉強も追いつけるように頑張りながら、いろんなスポーツにトライしました。
そのなかでメチャクチャ楽しいと思ったことがゴルフだった。みんなもそういったものに出合えると思うので、今回お渡しする電子辞書で、勉強も自分のペースで頑張りながら、思い切っていろんなことにチャレンジしてほしいと思います」とエールを送った。
キャプテンを務める6年生の北野藍さんは、「石川選手に会えると聞いてから、きょうがとても楽しみでした。電子辞書は私の大学生のお姉ちゃんが持っているので、私も使ってみたいと思っていました。スナッグゴルフも頑張りますが、勉強も頑張っていきます」としっかりと話し、最後は部員全員で「ありがとうございました」と元気よく締めた。
電子辞書とともに石川のサイン入り大会キャップをプレゼントされた部員たち。
ドライビングレンジに移動すると、石川や他のプロたちが打つ迫力あるボールに目を丸くしていた。この特別な経験はきっといい思い出になったに違いない。この電子辞書で、もはや小学校で必修となっている英語をしっかり勉強し、世界に羽ばたく人材が出てきてほしい。

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