EPOCH MANの新作公演『我ら宇宙の塵』が8月2日(水)から13日(日)まで新宿シアタートップスにて上演される。
パペット×映像テクノロジーで描く宇宙と生命の物語 EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』
EPOCH MANは、俳優・小沢道成による演劇プロジェクト。主宰の小沢自身が作・演出・美術を兼ね、大胆なアイデアとユーモラスな会話、そして人間の醜さと美しさの両面を描いたストーリーで観客の支持を得ている。
本作は、EPOCH MANとしては『オーレリアンの兄妹』以来の書き下ろし新作。
5人の個性派俳優が繰り広げるちょっと不思議なロードシアター
これまでEPOCH MANでは1~2人の少人数劇を得意としてきたが、本作は池谷のぶえ、渡邊りょう、異儀田夏葉、ぎたろー(コンドルズ)に小沢を加えた5人芝居。いつか多人数の作品を書いてみたいと構想を温めていた小沢にとって、満を持しての新作となる。出演者も、確かな演技力と、人を惹きつける愛嬌と品、そしてそこはかとない狂気を秘めた実力者揃い。少年と母の旅を通じて縁もゆかりもない人々がゆるやかに連帯していくロードムービーならぬロードシアターとなる。
生命のないパペットが演じる生と死の物語
本作は、死んだ父の行方を探す少年と、その少年の行方を探す母の物語。小沢自身の死生観が投影されたファンタジックなヒューマンドラマとなっている。こうした世界観を演劇で表現する上で用いられるのが、1体のパペット。
最新の映像テクノロジーが紡ぎ出す幻想の演劇空間
さらに、もうひとつの演出的なギミックとなるが、壁一面のLEDビジョン。近年、多くの演劇作品で映像を使った演出が取り入れられているが、小劇場で壁一面にLEDビジョンという舞台美術は破格のスケール。固定観念にとらわれず、常にやったことのないことにチャレンジしたい小沢らしい試みとなっている。
EPOCH MANでは、演劇への愛を軸に、芸術性と娯楽性を兼ね備えた、舞台でしか表現できない作品をつくり続けてきた。本作もまた生の劇場空間だからこそ体感できるさまざまな遊びが散りばめられている。5人の個性派俳優と1体のパペット、そして最新の映像テクノロジーが融合したとき、どんな化学反応が起きるのか、必見だ。
<公演情報>
EPOCH MAN 『我ら宇宙の塵』
作・演出・美術:小沢道成
出演:池谷のぶえ 渡邊りょう 異儀田夏葉 ぎたろー 小沢道成
公演期間:2023年8月2日(水)~8月13日(日)
会場:新宿シアタートップス
チケット:2023年6月17日(土)12時~ 一般発売
お問合せ:epochman.info@gmail.com
HP:https://epochman.com/
Twitter:@MichinariOzawa
YouTube:https://www.youtube.com/c/EPOCHMAN
主催:EPOCH MAN 後援:ニッポン放送