受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。
全国の受験生をお笑い芸人ランパンプスが応援隊長となって応援する『おうえんしナイト』。
今回は東京海洋大学の学生にランパンプスがインタビューする様子をお届けいたします!
――本日は海洋生命科学部・海洋生物資源学科一年生、濱田恭輔さんと、海洋資源環境学部・海洋環境科学科一年生、松本真優さんに来ていただきました。
※左:濱田さん 右:松本さん
濱田:濱田恭輔です。よろしくお願いいたします。
寺内:めっちゃいい声してるね。
濱田:いや、今、風邪でちょっと(笑)。
寺内:たまたま低めってこと? ごめんね(笑)。
松本:松本真優です。よろしくお願いします!
小林:……え? 嘘でしょ?
寺内:何? どうした?
小林:ダウンタウン!
寺内:あ、濱田と松本!! 小林さん、座ってる場合じゃないよ!
ランパンプス:「おはようございます!」
小林:えっと、ご出身は?
濱田:大阪です。
松本:東京です。
小林:いや、兵庫でしょ?
寺内:ダウンタウンは尼崎だけど!
小林:ごめんなさい。一人ずつだったらこんなことはなかったんだけど(笑)。
寺内:二人揃っちゃったからね(笑)。
小林:それでは改めまして、東京海洋大学を志望した理由を教えてください。
濱田:小さい時から魚が好きで、魚のことを学びたいと思っていたので、東京海洋大学を目指しました。
寺内:水族館行くのが好きだったの? それとも、食べるのが好きだったの?
濱田:育てるのが好きでした。
寺内:熱帯魚ってこと?
濱田:熱帯魚も淡水魚も育てていました。
寺内:親に「もうやめなさい!」って言われた(笑)?
濱田:親は諦めてましたね(笑)。
寺内:それだけ熱中してたってことだよね。まさに東京海洋大学の申し子だね。
松本:私は、小学生の頃から水族館に行くのが好きで、特にイルカが好きだったんです。だけど、海の生き物について知っていく中で、環境問題を目にするようになり、その分野で貢献できる人になりたいと思い、国内で唯一の海洋系総合大学である東京海洋大学に入りました。
小林:「イルカと一緒に泳ぎたーい!」じゃないんだ(笑)?
松本:小学生の時はそれこそイルカのトレーナーになりたかったんですけど、今は「彼らを守りたい」と思い、高校生の時からSDGsが話題になっていたので、それを学べる学部を選びました。
寺内:彼らを守りたい! いい子すぎて泣いちゃう(笑)。
小林:受験は、どういう形式をとったんでしょうか?
濱田:一般受験で受けました。
寺内:英語国語はもちろん、社会もやんないといけないんだ。
小林:めっちゃ頑張ったじゃん。しんどかった?
濱田:自分は1年浪人したので、さらにしんどかったですね。なんとかやり切りました(笑)。
寺内:浪人中は大阪で?
濱田:はい。ゴホッ……すいません、咳が(笑)。
小林:結果発表しすぎた(笑)?
寺内:その浜田さんじゃないから!
小林:念願の東京は楽しいっしょ?
濱田:やばいっす(笑)。
寺内:魚のことを学べて楽しいってことだよね(笑)?
濱田:まあまあ(笑)。
小林:もしかして、夜のマーメイドを?
寺内:「夜のマーメイド」なんて言葉はおじさんしか使わないんだよ(笑)。はしたない!
松本:私は学校推薦型で合格をもらったんですけど、ずっと一般選抜の方に力を入れていたんです。だけど、受験のチャンスは1回でも多い方がいいと思って、推薦も受けることを決めたので、両立が難しかったですね。
小林:どっちもやんなきゃいけないのか。
松本:周りが最後の詰め込みをしている中で、私は海に関する知識を頭に入れてました(笑)。
寺内:英単語や、公式を覚えるのとは別に小論文を書くために海洋の知識を得る必要があったんだ。
松本:小論文の大問の後半の部分が、海に関するものだったので、ある程度の海の知識がないと意見も述べられないということに気付いたのが試験の1ヶ月前だったので大変でしたね。
寺内:海の知識って聞くと範囲が広すぎるんだけど、傾向と対策はできるものなの?
松本:過去問から自分なりに考えたり、志望している学科に関するものが出るんだろうと予測を立てて、ある程度絞って知識を入れました。
小林:「どこの海岸がヤンキー多いですか?」「湘南です!」みたいな?
松本:そんな問題は出ないです(笑)。
小林:息抜きはどんなことをしてた?
松本:溜まってきたプリント類をファイルにまとめて、穴開けパンチしたり、そういった事務的なことを――
寺内:ちょっと待って! 息抜きが気持ち悪いよ(笑)。
松本:いえ、事務的なことをする時にラジオを聴くのが息抜きだったんです(笑)。
寺内:その場合の息抜きは「ラジオを聴く」でいいんだよ。「パンチで穴開けることです」って言ったら怖くなっちゃうから(笑)。
小林:受験生だった時にもっとこうしていればよかったなと思うことはありますか?
濱田:苦手科目から逃げないことですね。初めは僕も逃げていたので頑張ってほしいです。
小林:後半になるにつれて向き合うようになっていったの?
濱田:勉強の仕方を変えましたね。新しい問題をたくさん解くより、やった問題を何回も解いて固めるほうが自分には合ってました。
寺内:パターンを体に叩き込むんだ。
濱田:東京海洋大学は2次試験よりも共通テストの方が配点が高いので、基礎固めが大事だったんです。
寺内:それぞれ大学にあった勉強法をすることが受験対策だよね。
松本:私は「とにかく手を動かして書くことが大切だ」と痛感しました。効率の良い方法とか、覚えやすい方法など色々試したんですけど、結局はたくさん書いたもん勝ちというか、やればやるほど成績が上がってくるので、とにかく考える前に手を動かすべきだったなと思ってます。
寺内:スポ根だねー。
小林:昭和の受験生(笑)。
寺内:能書きはいいから単語書け! 休みにも手動かせ! パンチで穴開けろ!
小林:最後怖い(笑)!
小林:入学する前と後の印象の違いを伺いたいんですけど、いかがでしょうか?
濱田:想像通りの学校でした。
小林:ずっと目指してたんだもんね。
濱田:この大学に来る人はみんな魚好きなんで、好きなことを話せるのが楽しいです。
寺内:あそこの魚屋さんのブリの活きがいいよ? みたいな話はする?
濱田:するかもしれない(笑)。
小林:すんのかい!
松本:オープンキャンパスの時に「海や、生き物が好きな人は多いですか?」って先輩に聞いたんですけど、「理系の国立大っていう理由で入ってくる人が多いよ」って答えが返ってきたんです。でも、入ってみたら生き物好きな人がほんとに多くて(笑)。
寺内:大学の中に入っちゃうとスタンダードが違うんだ(笑)。
小林:海好きに囲まれすぎてる人の意見だから、逆にあてにならないんだよ(笑)。
松本:海の生き物に限らず、鳥類とか、とにかく生き物好きな人が多いので話していて楽しいです。
小林:大学生活の楽しい所は、ここだ! みたいなこと教えてくれますか?
濱田:バイトも楽しいですね。
小林:何してるの?
濱田:ぎゅ……焼き肉屋。
寺内:名札に書いてあるオススメはなに?
濱田:カルビです(笑)。
小林:バイトって楽しいよね。飲み会とかあるしね。
濱田:でも、まだ未成年なので、あと2か月しないとお酒は駄目ですね。
小林:それで、バイト先のちょっと年上の先輩……ね?
濱田:はい。
寺内:ちょっと待って! 「バイト先のちょっと上の先輩……ね?」に対して「はい」って何(笑)? 意味分かんないから(笑)。
小林:そういうもんだろ! それで、賄いで焼き肉食べんだよ。
寺内:いいねー。昼は魚学んで、夜は肉食って(笑)。
小林:最高じゃん。楽しそうだなー。松本さんは?
松本:授業を調整して、平日にディズニーに行ったりできるのが楽しいです。
小林:もちろんシーだよね?
松本:海研修なんで(笑)。
寺内:海底調査ね(笑)。ランドなら大学側も推奨はしないけど、シーなら出席扱いになるかもね(笑)。
小林:将来の展望について教えていただけますか?
濱田:僕は東京海洋大学の教授になりたいと思ってます。
小林:かますじゃん!
寺内:ずっと魚について学んでいたいんだ。ちなみに、一番好きな魚ってなんなの?
濱田:淡水のタナゴ類ですかね。
寺内:タナゴの魅力はどこなの?
濱田:淡水魚って地味な色なんですけど、繁殖期になったら鮮やかになるんです。
小林:僕と一緒だなって(笑)?
寺内:待って。一緒だとしたらパーマ強めになったら「今繁殖期かな」ってことだよ?
小林:パーマだけじゃまだ地味だよ。赤いポロシャツになった時点で繁殖期だよ(笑)。
寺内:松本さん、濱田君が虹色のポロシャツとか着だしたら一報くれる? 見に来るから(笑)。
松本:わかりました(笑)。私は環境問題解決に関わる企業の研究職に就きたいと思っています。例えばマイクロプラスチック問題という海にプラスチックが流出してしまう問題があるんですけど、それを解決するための生分解するプラスチックを作ってる企業があって、そうゆう企業に就けたらいいなと思っています。
寺内:ちなみに研修とか実習とかは予定されているの?
濱田:自分の学科は、臨海実習をしました。海に行って、磯を観察して、解剖してみたいな。
寺内:楽しそう!
松本:私の学科は7月にプール実習が2回あります。大学のプールで泳ぐんです。
小林:サマーランドじゃないんだ(笑)。
松本:プール実習の1週間後に3泊4日の臨海実習があるんですけど、そこで着衣水泳をしないといけなくて、泳げない子のためにプール実習があるんです。
小林:服着たまま泳ぐの? 危ないよ。泳げねえんだよ、俺。
寺内:いや、危ない時のために練習しとくんだよ(笑)。
小林:さて、最後に、今、頑張っている受験生にメッセージをお願いします。
濱田:自分は浪人したこともあって不安だったんですけど、1年浪人する価値があるくらい、この大学での生活は魅力があるので、ぜひ頑張ってほしいです。
小林:素晴らしい!
松本:大学受験は人生において、大きな分かれ目だと思うので、プレッシャーになると思うんですけど、大人になって年を重ねて、振り返ったときに「好きな自分」でいれるように、頑張って努力を続けてください。
寺内:「後悔しないように」とかは聞いたことあるけど「好きな自分でいれるように」ってのが深いね。
小林:海底を学んでいるだけのことはあるね(笑)。
寺内:(笑)。沁みる言葉をありがとうございます。
小林:大人にも沁みました。本日はありがとうございました。
濱田・松本:ありがとうございました。
――海洋分野を学んでいる学生のお二人にお話を聞きましたが、いかがでしたか?
寺内:まさか大先輩のお子さんとお話ができるとは思わなかったよね。
小林:一瞬気付かなくて、間が空いてワッてなったよ(笑)。
寺内:浪人したからこそ、浪人してでも入る価値がある大学ですって言葉が良かったな。
小林:牛〇の話じゃなくて?
寺内:おすすめのカルビの話じゃない(笑)。
小林:本当に魚、海が好き、というのが伝わってきたので、これからも頑張ってほしいよね。
寺内:いや、素晴らしかった。お二人にはね、将来、日本だけではなく、世界の海を守っていく、海洋大学出身の誇らしいOBとして、巣立っていくことを祈って、挨拶とかえさせていただきます!
小林:松本さんより言葉が薄いな(笑)。
さて、次回は『おうえんしナイト』は特別編としてランパンプス寺内さんが神社検定本番に挑む様子をお届けします! ご期待ください!
東京海洋大学
住所:〒108-8477 東京都港区港南4-5-7
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