岡山県美作市にある湯郷(ゆのごう)温泉は、今から約1200年前の平安時代、慈覚大師・円仁法師が、1羽の白鷺が足の傷を癒やしているのを見て発見したと伝えられています。

その伝説から「鷺の湯(さぎのゆ)」の別名でも親しまれ、古くから多くの湯治客を癒やしてきた歴史ある名湯です。


泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、無色透明のさらさらとしたお湯が特徴。肌に心地よく馴染み、入浴後は肌がすべすべになると評判で、「美人の湯」として特に女性から高い人気を誇っています。

また、吉野川に架かる鷺湯橋(さぎゆばし)を入り口とする温泉街には、シンボルである円仁法師像が立ち、情緒あふれる旅館やホテルが軒を連ねています。

冬場でも雪が積もることが少なく、1年を通じて安心して訪れることができるのもうれしいポイントです。

■「湯郷温泉」周辺には何がある?
湯郷温泉は、「歩いて楽しめる温泉街」としても充実しています。

散策の合間に立ち寄りたいのが、無料で利用できる足湯「ふれあいの湯」です。美作地方の巨人伝説「三歩太郎」の足形をモチーフにしたユニークな形で、旅の疲れを気軽にリフレッシュできます。

また文化や体験スポットが豊富なのも、この地の特徴。懐かしい風景が広がる「湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館」や、世界中の玩具が集まる「現代玩具博物館・オルゴール夢館」は、世代を問わず楽しめます。

さらに、ガラス工房や陶芸窯元での工作教室も点在しており、自分だけの作品を作る体験も人気です。

グルメでは、特に秋のマツタケは有名で、上品な香りが食卓を彩ります。さらに、ブランド牛の美作牛や旬の山の幸に加え、瀬戸内海と日本海の両方から届く新鮮な海の幸も堪能できます。


そして、初夏のホタル観賞や秋から冬にかけての雲海など、四季折々の豊かな自然も大きな魅力です。

■「隠れ家的な温泉地」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。

「静かで落ち着いた雰囲気が心地いいから」(20代男性/神奈川県)」

「穴場的良さがある」(30代女性/東京都)」

「美作三湯の1つとして知られ、隠れ家的な温泉地として、知る人ぞ知る穴場な温泉だから」(40代女性/神奈川県)」

この記事の執筆者: All About ニュース編集部
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