女性アニソンシンガーとして活躍するhalcaが、8月19日(水)に13枚目のシングル「NEW GAME」をリリースする。表題曲「NEW GAME」は、TVアニメ『対ありでした。
~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』(以下、『対あり』)のエンディング主題歌。さらに、ドムドムバーガーのインスパイアソング「あほっとぽていと」も収録される。今回は、一度聴いたら耳から離れないポップチューン2曲を収録したシングルの制作秘話や、楽曲に込めた思い、聴きどころについてhalcaに話を聞いた。

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――表題曲「NEW GAME」は、TVアニメ『対あり』のエンディング主題歌となっています。

halca 私のライブに来てくださるお客さんが、SNSで「対ありでした」って書き込んでくださることがよくあったんです。「これってどういう意味なんだろう?」ってずっと気になっていたんですが、『対あり』のおかげで格闘ゲーム由来の言葉なんだと知ることができました。なんで私とライブで対戦した気分になっていたのかは、いまだに謎なんですけど(笑)。ファンの皆さんの中には格ゲーが大好きな方もたくさんいると思うので、そういう方々にも喜んでいただけそうだなと思って、すごくうれしかったです。

――『対あり』は、格闘ゲームに熱中するお嬢さまたちの熱いバトルが描かれています。halcaさんが今ハマっているゲームはありますか?

halca 今一番ハマっているのは『League of Legends』ですね。できることなら24時間ずっとプレイしたいくらいです(笑)。これまでモバイルゲームやFPS、RPGなど、いろいろなジャンルを遊んできて、「次は格ゲーかな」とぼんやり思っていたタイミングで『対あり』のお話をいただいたので、「私、予言者みたい!」って不思議な気持ちになりました。


――「NEW GAME」は、ナナヲアカリさんが作詞・作曲を手がけられています。

halca ナナヲアカリちゃんとは、TVアニメ『Engage Kiss』でオープニングとエンディングをそれぞれ担当したご縁があって、それ以来、一緒にご飯へ行くくらい仲良くさせてもらっているんです。以前から「いつか一緒にお仕事ができたらいいね」と話していたので、今回お願いできたことが本当にうれしかったです。

――この曲を初めて聴いたときの印象を教えてください。

halca とにかくハッピーな曲だなって思いました(笑)。心も体も軽やかに弾んで、「ルンルン♪」って口ずさみたくなるような、音符マークが似合う曲だなって感じました。

――歌詞については、どのような印象を受けましたか?

halca 歌詞の軸になっているのは、『対あり』で綾ちゃんが話していた「自分の好きなことをただ全力でやる。そうすれば自然と輝いて見えるものじゃないですか」というセリフだと私は思っています。「輝く」というキーワードをはじめ、綾ちゃんと美緒ちゃん、それぞれのキャラクター性もうまく取り入れられていて、『対あり』らしさがぎゅっと詰まった歌詞になっていると感じました。

スパルタ仕様だった「NEW GAME」のレコーディング

――レコーディングで特に意識したことを教えてください。

halca 歌い方では、跳ねるようなリズム感とタメを意識しました。メロディーも途中で転調したり、急にタメが入ったりと変化の多い楽曲だったので、聴いている方が迷わないよう、自分自身がしっかり確信を持って音を当てていくことを心がけました。


――レコーディングはいかがでしたか?

halca いつも一緒に制作しているチームだったので、お互いに信頼関係があって、すごく自由に歌わせていただきました。レコーディング自体は本当に楽しかったんですが、「NEW GAME」はこれまで私があまり歌ったことのないタイプの楽曲だったので、最初から120%の完成度を目指すのはなかなか難しくて。ポイントごとに相談したり、アイデアを出し合ったりしながら、チームみんなで力を合わせて作り上げていったレコーディングでした。

――収録で苦労したことはありましたか?

halca 一番大変だったのはブレスです。ディレクターさんとエンジニアさんと私の間で、「歌詞が伝わらなくなるので、言葉の途中でブレスは入れない」という約束があったんです。でも歌詞がギュッと詰まっていて、「どこで息を吸えばいいんですか!?」ってツッコミたくなるくらい、ブレスを入れられる場所がなくて(笑)。

 特にサビの最後にある「今だけ無敵タイム入ってる 飛び出せるここから」と、「またもや無敵タイム入ってる 続いていくここから」の2カ所は、本当に息が続かなくて。もちろん、その部分だけなら歌えるんですが、曲全体の流れの中で歌い切ることが大事だったので、一切妥協せず、「ここは息が漏れすぎているから我慢してみよう」といったアドバイスをいただきながら、何度も録り直してベストな歌い方を探していきました。

――かなり大変なレコーディングだったんですね。

halca かなりのスパルタ仕様でした(笑)。

――halcaさんおすすめの聴きどころを教えてください。

halca 曲の冒頭にある「私らしくいたい」の「いた~い」という語尾には、私らしさがギュッと詰まっている気がしています。
そこはスタッフの皆さんからも「文句なし!」「最高!」と褒めていただきました(笑)。

 それから、後半に出てくる「楽しいだけじゃなくたってオールオッケー」という歌詞は、私自身も背中を押されたフレーズですし、聴いてくださる方にも勇気を届けられる言葉だと思っています。そこは特に大切に歌いました。

 最後の「Hello, NEW GAME」「Hello, NEW DAYS」を繰り返すパートもお気に入りです。ライブではぜひ皆さんと一緒に歌えたらうれしいですね。

――完成した楽曲を聴いた感想を教えてください。

halca 「いい曲ができたなぁ」と素直に思いました(笑)。歌詞やメロディーが素晴らしいのはもちろんですが、私はこの激しいアレンジがすごく好きなんです。

 最初にデモを聴いたときは、お嬢さまらしい優雅な雰囲気が強かったんですが、アレンジが加わったことで、アケコンやパッド、キーボードをダダダダダッと連打するような格闘ゲームならではの熱量や、夢中になったり意地を張ったりする『対あり』のキャラクターたちの気持ちまで表現されているように感じました。作品にぴったりな一曲になったと思います。

――MVについても教えてください。

halca 陸上競技場のトラックの上に部屋のセットを組んで、そこで歌う私をセットの外側から撮影するというアイデアがすごく面白いなと思いました。
私が巨大化したり増えたりする演出も楽しそうでしたし、「この部屋から飛び出していこう!」というメッセージが込められていると説明を受けて、いくつかの候補の中からこの企画を選ばせてもらいました。

 今回の監督とは初めてご一緒させていただいたのですが、とにかく撮影中ずっと楽しくて、終始テンション高めで臨むことができました。「halcaの魅力ってこういうところだよね」という部分を存分に引き出していただけたと思っています。

 おかげで、とても楽しそうなMVに仕上がりました。細かな違いがあるバージョンも含めて2種類制作されていますので、ぜひ見比べながら楽しんでいただけたらうれしいです。

ハッピー×ハッピーな一枚が完成 「halca沼」にハマってほしい

――カップリング曲「あほっとぽていと」についても教えてください。

halca TikTokやYouTubeショートで、各地の駅や沿線を巡りながらお店や名所を紹介する「とっとこhalca日記」という動画をやっているんですが、そのBGMを作りたいという話がきっかけでした。「キャッチーで元気が出る、中毒性のある曲にしよう!」と盛り上がって生まれたのが、この「あほっとぽていと」です(笑)。

――ドムドムバーガーのインスパイアソングになっています。

halca ドムドムバーガーさんが大切にされている「おいしいこと。たのしいこと。お客様を笑顔にすること。」という思いに、私もすごく共感したんです。
そして、ダメ元でお話を持ちかけてみたところ、ありがたいことに快くOKをいただいて、公式のインスパイアソングとして発表できることになりました。

――振り付け動画では、halcaさんご自身がレクチャーされています。

halca ライブではこれまで「自由に楽しんでください」というスタイルだったんですが、この曲はみんなで一緒に踊れたら絶対に楽しいし、一体感も生まれると思ったんです。そして[祐沖2.1]初めて振り付けをレクチャーさせていただきました。ぜひ動画で予習して、7月20日のワンマンイベントで一緒に踊っていただけたらうれしいです。

――今回のシングルは、ご自身にとってどんな一枚になりましたか?

halca 「ハッピー×ハッピー」なシングルになりました(笑)。普通は表題曲が明るい曲だと、カップリングは少し違う方向性にしてバランスを取ることが多いと思うんですが、今回は方向性こそ違うものの、どちらも斜め上へ駆け上がっていくような勢いのある曲なんです。

 それなのに、一つのCDの中でケンカすることなく、しっかりまとまっている。自分でもなかなか面白い一枚になったなと思っています。

 ぜひこのシングルをたくさん聴いて、綾ちゃんや美緒ちゃんが格闘ゲームに夢中になっていくのと同じくらいの勢いで、皆さんにも「halca沼」にどっぷりハマっていただけたらうれしいです(笑)。

――7月20日に開催されるワンマンライブも、これまでとは少し違う内容になりそうですね。

halca イベントタイトルの「halca ON AIR”like a Radio, like a Live”[祐沖3.1]」の通り、ラジオとライブの両方を楽しめるイベントにしたいと思っています。


 アーティストとして応援してくださっている皆さんには、この約1年間で身につけた新しいトークスキルも見ていただきたいですし、「ラジオでhalcaを知った」という方には、ライブならではのhalcaの魅力も感じてもらえたらうれしいですね。

 トークとライブの両方を行うので時間は限られていますが、歌いたい曲が本当にたくさんあるので、今回はメドレーも交えながら、できるだけ多くの楽曲を届けたいと思っています。

 「NEW GAME」もライブで初披露する予定です。今のhalcaをギュッと詰め込んだ、満足度の高いライブにしたいと思っていますので、ぜひ遊びに来てください。

【PROFILE】
halca
ミュージックレイン所属。第1回「ウタカツ!オーディション」で準グランプリを獲得。フジテレビ”ノイタミナ”枠TVアニメ『ヲタクに恋は難しい』エンディング・テーマ「キミの隣」でSACRA MUSICよりメジャーデビュー。以降『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』『彼女、お借りします』『Engage Kiss』『mono』など、数々のTVアニメ作品の主題歌を担当。FMヨコハマ「Tresen」にて木曜アシスタントDJとしてもレギュラー出演中。国内ライブイベントへの出演に加え、海外イベントにも積極的に参加するなど活動の幅を広げている。
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