日本時間2016年8月22日、リオデジャネイロ・オリンピックの閉会式が行われた。閉会式では次の2020年に開催される東京オリンピックに向けた映像を公開。
日本の特徴がよく表れた映像が流れ、安倍首相がスーパーマリオとなって登場する驚きの演出も行われた。

リオデジャネイロ・オリンピックは8月5日から現地時間8月21日まで行われた。現地時間8月21日には、マラカナン競技場で閉会式を開催。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、リオデジャネイロ市長から小池百合子都知事がオリンピック旗を受け取っている。

その後のセレモニーでは、日本のオリンピックをPRするパフォーマンスが披露された。音楽やダンス、アートが融合した演出が行われ、映像も上映。その映像では、東京の渋谷や東京タワー、浅草などが映された。さらに『キャプテン翼』や『ドラえもん』、『パックマン』、『ハローキティ』、『スーパーマリオブラザーズ』のキャラクター達が登場。『キャプテン翼』はプロのサッカー選手に影響を与えたこともあり、世界的にも人気が高い。流れた映像では大空翼岬太郎がツインシュートを行っていた。その後赤いボールを選手とキャラクターたちが繋ぐシーンが流れ、翼はここでもオーバーヘッドキックを披露した。

そのボールを受け取った安倍首相は、リオにボールを届けるために、国会議事堂から車で出発。
しかし間に合わないため、突如スーパーマリオに変身。そこでドラえもんが登場し、四次元ポケットから土管を取り出して手助け。マリオとなった安倍首相は土管に入り、日本の反対側にあるブラジルへ向かった。そして会場には土管から安倍首相がサプライズ登場し、大きな歓声が上がった。三次元とアニメ、ゲーム、キャラクターたち二次元が融合した映像は躍動感があり、いかにも日本らしい演出となった。

オリンピックという場で、日本のアニメやゲーム、キャラクターコンテンツが世界でも通用する事を表した大きな出来事だろう。4年後の東京オリンピックではどのような開会式が行われるのか気になるところだ。なお、閉会式の映像はNHKのオリンピック特設サイトで視聴する事ができる。
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