【フォトギャラリー】TVアニメ『ゴールデンカムイ』キャラ設定画から世界観を覗いてみる?
『ゴールデンカムイ』の原作は、野田サトルが「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中の冒険活劇だ。舞台は、明治時代後期の北海道。日露戦争の英雄・杉元佐一がアイヌの少女・アシリパ、脱獄王・白石由竹らと共に、“アイヌの埋蔵金”を巡る一攫千金サバイバルに挑む姿を描く。
TVアニメ版では、『刻刻』『虐殺器官』のジェノスタジオが制作、『Fate/Grand Order -First Order-』『いつだって僕らの恋は10センチだった。』の難波日登志が監督を務めることが決まっている。
今回キャストが発表された白石は、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯だ。収監されては脱獄することを繰り返しており、いまや脱獄での懲役が元の罪で課せられていた懲役を上回るほど。
また、アイヌの埋蔵金を奪ったとある男に、その隠し場所を示す“地図”の一部を刺青として刻まれた重要人物でもあるが、奪い合うより杉元と手を組んだほうが得策と見て、彼らの埋蔵金探しに協力することになる。そんな調子の良さから、作品内で屈指の人気を誇り、“愛され脱獄王”と評されることも。
白石役を演じることとなった伊藤は、原作者・野田の過去作『スピナマラダ』を読んでいたそうで、その当時を「なんてぶっ飛んだ作家さんなんだろうと驚愕した」と振り返りつつ、「そんな方がこの設定でエンタメを描くんだから、さぞかしぶっ飛ぶだろうと想像はしたが、皆さんご存知の通りそれを遥かに超えたぶっ飛んだ漫画が今作である。その世界に白石はいる」と語る。
そして、自身の演じる役どころについて「彼の役割も重々承知だ。一人のYJ読者として最大級のプレッシャーを感じている。声優として、読者の方々の想像通りの白石を目指し、なおかつ想像以上の白石を目指します!」と意気込む伊藤。どのように“愛され脱獄王”に声を吹き込むのか、期待したい。
TV アニメ『ゴールデンカムイ』は2018年4月より、TOKYO MX、読売テレビ、札幌テレビ、BS11にて放送開始。
TV アニメ『ゴールデンカムイ』
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会 (C)野田サトル/集英社