各界から映像化希望が殺到した公開中のアニメ映画『金の国 水の国』から、原作と映画共に見どころのひとつである”月明かりに照らされた橋の上でサーラとナランバヤルが対話する”映像とその絵コンテが公開された。
100年断絶している2つの国。
そんな話題作から、この度”月明かりに照らされた橋の上でサーラとナランバヤルが対話する”シーンが公開された。原作でも屈指の名場面として知られ、映画のお気に入りシーンに挙げる声も多い。
<水の国>を訪れ、あるハプニングに巻き込まれたサーラが、帰り道にナランバヤルと顔を合わせるも、思わず感情が溢れてしまう…という映画の大きな見どころのひとつだ。「私、今日は…なんだかみっともなくて…」と涙をこぼすサーラを強く抱き寄せ、「お嬢さんがみっともねぇとかこれっぽっちもねえんで…大丈夫ですよ」と優しくも力強い声で語りかけるナランバヤル。それを聞いたサーラは、ナランバヤルの腕の中でさらに大粒の涙を流すのだった。
月夜に浮かぶ2人のシルエットの美しさと、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で知られる人気作曲家Evan Callの手掛けた壮美なBGMも相まって、心奪われること必至の本シーン。声を吹き込んだ賀来と浜辺が、脚本の時点でシーンの重要性を感じていたと語り、アフレコ時には何十回もテイクを重ねて完成させたと言う渾身のシーンとなっている。
本シーンの絵コンテ・演出を担当したのは、人気アニメ『カードキャプターさくら』や『ちはやふる』シリーズなどで知られるマッドハウスの名クリエイター・浅香守生。監督の渡邉こと乃は、「お願いするならこのシーンしかない」という確固たる思いで、信頼する大先輩である浅香に本シーンを依頼した。浅香は演出について、「月をバックに橋の上で2人がたたずむカットはとても絵力があると思うのですが、それをどのくらい綺麗に見せられるかが、あのシーンの肝だと思いました。
さらに、こだわりはシーンの色使いにも及んでおり、砂漠に囲まれた商業国家<金の国>では乾いた質感や暖かみを感じられる色が使われているが、<水の国>を舞台とする本シーンでは、あえて寒色系の色を使うことで、2人の気持ちの動きをよりエモーショナルに映し出しているという。「お互いの気持ちは向き合っているのですが、サーラはある勘違いをしていたり、2人は一時的に離れなければならなかったり、といった局面が訪れます。寒色系の色を使うことでそれが引き立って、2人のすれ違い感が綺麗にハマるんじゃないかなと思い演出しました」と浅香が語るように、青を基調とした美しい映像が切なさを増長させる印象的なシーンに仕上がっている。
映画本編ではこの後、ナランバヤルに励まされていたはずのサーラが、迷えるナランバヤルの背中を押すことになる、物語が大きく動くきっかけとなる重要なシーンへ続いていく。果たして不器用な2人の想いはお互いに届くのか?そして2人は、国の未来を変えることができるのか。
“最高純度のやさしさ”溢れる感動のクライマックスは、ぜひ劇場で体感してほしい。映画『金の国 水の国』は全国にて公開中。
【キャスト】
賀来賢人 浜辺美波
戸田恵子 神谷浩史 茶風林 てらそままさき 銀河万丈
木村昴 丸山壮史 沢城みゆき
【原作】
岩本ナオ「金の国 水の国」(小学館フラワーコミックスαスペシャル刊)
【テーマ曲(劇中歌)】
「優しい予感」「Brand New World」「Love Birds」 Vocal:琴音(ビクターエンタテインメント)
【スタッフ】
監督:渡邉こと乃 脚本:坪田 文 音楽:Evan Call
アニメーションプロデューサー:服部優太 キャラクターデザイン:高橋瑞香 美術設定:矢内京子
美術監督:清水友幸 色彩設計:田中花奈実 撮影監督:尾形拓哉 3DCG監督:田中康隆、板井義隆 特殊効果ディレクター:谷口久美子
編集:木村佳史子 音楽プロデューサー:千陽崇之、鈴木優花 音響監督:清水洋史
アニメーションスーパーバイザー:増原光幸
プロデューサー:谷生俊美 アソシエイトプロデューサー:小布施顕介
【アニメーション制作】
マッドハウス
【配給】
ワーナー・ブラザース映画
(c)岩本ナオ/小学館 (c)2023「金の国 水の国」製作委員会
100年断絶している2つの国。
<金の国>の誰からも相手にされないおっとり王女サーラ(声:浜辺美波)と、<水の国>の貧しい家族思いの建築士ナランバヤル(声:賀来賢人)は、敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の<やさしい嘘>は、国の未来を変えるのかーー。
そんな話題作から、この度”月明かりに照らされた橋の上でサーラとナランバヤルが対話する”シーンが公開された。原作でも屈指の名場面として知られ、映画のお気に入りシーンに挙げる声も多い。
<水の国>を訪れ、あるハプニングに巻き込まれたサーラが、帰り道にナランバヤルと顔を合わせるも、思わず感情が溢れてしまう…という映画の大きな見どころのひとつだ。「私、今日は…なんだかみっともなくて…」と涙をこぼすサーラを強く抱き寄せ、「お嬢さんがみっともねぇとかこれっぽっちもねえんで…大丈夫ですよ」と優しくも力強い声で語りかけるナランバヤル。それを聞いたサーラは、ナランバヤルの腕の中でさらに大粒の涙を流すのだった。
月夜に浮かぶ2人のシルエットの美しさと、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で知られる人気作曲家Evan Callの手掛けた壮美なBGMも相まって、心奪われること必至の本シーン。声を吹き込んだ賀来と浜辺が、脚本の時点でシーンの重要性を感じていたと語り、アフレコ時には何十回もテイクを重ねて完成させたと言う渾身のシーンとなっている。
本シーンの絵コンテ・演出を担当したのは、人気アニメ『カードキャプターさくら』や『ちはやふる』シリーズなどで知られるマッドハウスの名クリエイター・浅香守生。監督の渡邉こと乃は、「お願いするならこのシーンしかない」という確固たる思いで、信頼する大先輩である浅香に本シーンを依頼した。浅香は演出について、「月をバックに橋の上で2人がたたずむカットはとても絵力があると思うのですが、それをどのくらい綺麗に見せられるかが、あのシーンの肝だと思いました。
2人が月の光を背にしてシルエットが立つようにするところなど、こだわって取り組んでいます」とポイントを語っている。
さらに、こだわりはシーンの色使いにも及んでおり、砂漠に囲まれた商業国家<金の国>では乾いた質感や暖かみを感じられる色が使われているが、<水の国>を舞台とする本シーンでは、あえて寒色系の色を使うことで、2人の気持ちの動きをよりエモーショナルに映し出しているという。「お互いの気持ちは向き合っているのですが、サーラはある勘違いをしていたり、2人は一時的に離れなければならなかったり、といった局面が訪れます。寒色系の色を使うことでそれが引き立って、2人のすれ違い感が綺麗にハマるんじゃないかなと思い演出しました」と浅香が語るように、青を基調とした美しい映像が切なさを増長させる印象的なシーンに仕上がっている。
映画本編ではこの後、ナランバヤルに励まされていたはずのサーラが、迷えるナランバヤルの背中を押すことになる、物語が大きく動くきっかけとなる重要なシーンへ続いていく。果たして不器用な2人の想いはお互いに届くのか?そして2人は、国の未来を変えることができるのか。
“最高純度のやさしさ”溢れる感動のクライマックスは、ぜひ劇場で体感してほしい。映画『金の国 水の国』は全国にて公開中。
【キャスト】
賀来賢人 浜辺美波
戸田恵子 神谷浩史 茶風林 てらそままさき 銀河万丈
木村昴 丸山壮史 沢城みゆき
【原作】
岩本ナオ「金の国 水の国」(小学館フラワーコミックスαスペシャル刊)
【テーマ曲(劇中歌)】
「優しい予感」「Brand New World」「Love Birds」 Vocal:琴音(ビクターエンタテインメント)
【スタッフ】
監督:渡邉こと乃 脚本:坪田 文 音楽:Evan Call
アニメーションプロデューサー:服部優太 キャラクターデザイン:高橋瑞香 美術設定:矢内京子
美術監督:清水友幸 色彩設計:田中花奈実 撮影監督:尾形拓哉 3DCG監督:田中康隆、板井義隆 特殊効果ディレクター:谷口久美子
編集:木村佳史子 音楽プロデューサー:千陽崇之、鈴木優花 音響監督:清水洋史
アニメーションスーパーバイザー:増原光幸
プロデューサー:谷生俊美 アソシエイトプロデューサー:小布施顕介
【アニメーション制作】
マッドハウス
【配給】
ワーナー・ブラザース映画
(c)岩本ナオ/小学館 (c)2023「金の国 水の国」製作委員会
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