…というのが、事前にメンバーに伝えられた企画内容。実は…本人たちには内緒で、イベント後の「ガチ私服」を抜き打ちチェックするのが、もうひとつの目的だったのだ!
写真を拡大 須田亜香里〈AKARI SUDA〉 1991年10月31日生まれ、愛知県出身。
早くも売れ行き絶好調なSKE48の2ndアルバム『革命の丘』。
その勢いに乗って5人目に登場するのは、SKE48の元気印、須田亜香里さん!
48グループ随一のファンサービス同様、おしゃれにも「全力投球」!!




【須田さんにファッションQuestion!】
Q.今日のファッションのポイントは?
A.露出はほぼないのに、女性らしいラインをお洋服が最大限に引き出してくれているところ。緑のニットは初の冒険だったのですが、ラジオでご一緒させていただいてる武井壮さんに、珍しく「ニットいいね!」と言われて嬉しかったので、今日はそれを信じて朝着てみました!
Q.今日の私服、自分で採点するとしたら100点満点で何点?
A.88点です!
Q.普段あなたの私服を見たときのメンバーの反応は?
A.よくアイテムを見て「可愛い!」と言われます! 私自身、細かいデザインにこだわって買うタイプなので、そこに気づいてもらえると「よし!」って思います。あと、「シックな服を着たほうがいいよ」と先輩によく言われます。
Q.メンバーで一番私服がおしゃれだと思うのは誰?
A.斉藤真木子さん。露出少なめで、カジュアルだけど女性らしくて、帽子のレパートリーも多くて、私の好みです。
さて、そんな須田さんのファッション、プロの評価はいかに!?
【須田さんの私服を人気セレクトショップ
「BEAMS」さんと一緒にファッションチェック!】


編集 さて、今日はSKE48の“元気印”、あかりんの登場です! 私服はライダースジャケットにスカートの、甘辛MIXコーデなんですね。
梅田 使っているアイテムも、ジルスチュアートやディーゼルなど、ファッション感度の高いブランド選びがポイント高いです。
編集 女子的にはアナスイの猫足パンプスも気になりました! よく見ると、本当に一点一点にご本人のこだわりが垣間見えて、本当におしゃれが好きなんだなあって思いますね。
梅田 そうですね。須田さんは色使いが上手だと思いますね。
編集 おっ? それはどのあたりですか?

梅田 挿し色に使っている、ライトグリーンのニットですね。これがあるだけで、コーデ全体に奥行き感が出て、ご本人にもよく似合っていると思います。
編集 そんな感度の高い須田さん。もしアドバイスするとしたら?
梅田 もちろん、この花柄の刺繍スカートもかわいらしいんですが、上半身の主張が強いぶん、ボトムスもモノトーンでまとめるともっと上品に仕上がると思いますよ。
編集 確かに。グリーンがいい発色なだけに。
梅田 せっかくなので、そこを生かしてみるとよりオシャレ度が増すのではないでしょうか?
【須田さんの「ガチ私服」を☆5つで評価!】
<色使い> ★★★★★
<統一感> ★★★★★
<モテ度> ★★★★☆
<個性度> ★★★★★
総合評価は・・・★★★★★(星5つ!)
ファッションに対する意識の高さが私服からも垣間見える須田さんのコーデ。特に色使いのうまさが高い評価につながったようす。

――『革命の丘』発売おめでとうございます!
須田 ありがとうございます! 4年半ぶりですよ! 長かったです! 待ってました(笑)。
――この4年半、本当に色々とありましたからね。
須田 山ありすぎ、谷ありすぎの日々でしたよ。
――須田さんにとって、この4年半で印象に残っている出来事は?
須田 う~ん、今パッと思い浮かんだのは、AKB48選抜総選挙で18位を取ったときかな?…と思ったんですけど、それ以上に豊田スタジアムでのコンサート(※『松井玲奈・SKE48卒業コンサートin豊田スタジアム~2588DAYS~』)の方が大きかった気がします。2014年の10位から順位が大幅に下がり、そこからしばらく今まで自分がやってきたことに対しての自信が持てない時期がずっと続いていたんですよ。今まで順調だった分、大きな躓きを経験してしまって。でもこのコンサートに向けての間に、玲奈さんに話を聞いてもらったりして、玲奈さんは私が悩んだまま活動を続けていることも気が付いてくれて。そんな支えてくれた玲奈さんの卒業コンサートだからこそ、私は純粋に楽しもうという気持ちでステージに立てたんです。気を張り詰めず、アイドルである今を楽しもう!と、ザックリとした気持ちで臨めばいいんだという気持ちに、このコンサートからなれたんです。
――この瞬間に、ストイックな自分を許せるようになったと。
須田 そうなんです。今までなら、ちょっとでもミスしただけで、「この世の終わりだぁ~!」というぐらいにヘコむような性格だったし、人に上手く甘えられなかったんですよ。
――その苦心の期間を経て、完成した『革命の丘』の中で、お気に入りの楽曲はありますか?
須田 それは……私のソロ曲『今の私じゃダメなんだ』です(照)。SKE48でソロ曲をもらっているメンバーは少なくて、(松井)珠理奈さん、(松井)玲奈さん、松村香織ちゃんの3人だけなんですよね。なので貴重なソロ曲をもらえる人になれたのが、すごく嬉しくて。しかも“悩むことの切なさ”を歌った歌詞が、自分にピッタリだなと思って。私じゃなければ歌えない歌になったのが何よりうれしいです。
――自分に思い悩みつつも、最後は前向きになれた、という歌詞の内容は4年半の須田さんの歴史を追っているみたいなのもいいですよね。
須田 フフフ。そうなんですよね。嬉しいです。
――今回新録曲が数多く収録されてますが、須田さんのソロ曲のほかに一曲、聴いてくださる方にオススメするならば何を選びますか?

須田 『ホライズン』も捨てがたいけど……『ゼロベース』ですね。バキバキでダンサンブルなサウンドで、ダークでカッコイイ曲なんですよ。私たちの世界観も広がりましたし、アイドル=ブリブリの歌を歌うというイメージを持っている人にこそ、オッ!と思ってもらえる曲になっていると思います。また、歌詞の「ゼロからスタートしよう」というテーマが、『革命の丘』というアルバムにもすごくリンクするんですよね。このアルバムを象徴する曲なのかなぁと私は思っています。
――もう一つ、このアルバムの象徴的な曲として『夏よ、急げ!』があります。ワンカットで撮られたMV撮影は印象的ですよね。
須田 そうですよねぇ、大変でした。でも、すごくいいMVになったと思います。私はフロントメンバーとして参加させていただいているので、私が率先して前に出ていった場面は全て印象的です。カメラマンの手をひいて、コッチ、コッチにおいで!と連れて行くシーンを担当させていただいたり、ラストの方で珠理奈さんと、ちゅりさん(高柳明音)と一緒に前に出て行って、おまじないをかけるシーンと、本当に見所がたくさんで。最初の頃のMVで、後ろに埋もれていた時を考えたら信じられないことですよ。
――これから『革命の丘』を手に取ろうか、迷っている人に向けて、須田さんからのぜひ手に取ってもらうためのメッセージを。
須田 今作はファンの方が好きな曲を投票して作り上げた、私たちとファンの方のアルバムになっています。今までSKE48を応援してくださっている方は、ぜひその歴史やそれぞれの想いを重ねて聴いてください。そして、今作でSKE48を知っていただいた方には、これを機に次のアルバムは自分も一緒に作り上げたい!と思っていただけるような作品になっていると思いますので、これから一緒に仲を深めていきましょう~! 個人的にはType-Cをオススメします(笑)。