2024年に千葉市美浜区新港の山崎製パン千葉工場で作業中の女性従業員が機械に巻き込まれて死亡した事故で、千葉労働基準監督署は16日、従業員の安全を確保する覆いの整備が行われていなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで同社(東京都千代田区)と同工場で当時課長だった50代男性を千葉地検に書類送検した。
 同署によると、24年2月24日、同工場で食品冷却機の搬出装置とコンベヤーの間にまんじゅうが落下し、拾おうとした60代の女性従業員の腕がその間に巻き込まれて死亡する事故が発生した。

 搬出装置側には人の巻き込みを防ぐための覆いがもともと設置されていたが、事故発生時は取り外されていた。同署はこの状況が同法の「安全装置や覆いなどが有効な状態で保持されるよう、点検や整備を行わなければならない」という規定に違反している疑いがあると判断した。
(渡辺翔太)
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