印象派のコレクションなどで知られるオルセー美術館のコレクションから84点の絵画を展示する同展。
出展作品は、日本初公開となるクロード・モネの代表作『草上の昼食』をはじめ、エドゥアール・マネの『笛を吹く少年』および日本初公開の『読書』、ジャン=フランソワ・ミレーの『晩鐘』、ギュスターヴ・カイユボットの『床に鉋(かんな)をかける人々』、アレクサンドル・カバネルの『ヴィーナスの誕生』、アルフレッド・シスレーの『洪水のなかの小舟、ポール=マルリー』、ポール・セザンヌの『スープ入れのある静物』など。さらに、ジャン=バティスト・カミーユ・コローや、ギュスターヴ・クールベ、ウィリアム・アドルフ・ブグローらの作品も展示される。
なお、会期中はオルセー美術館およびオランジュリー美術館の理事長であるギィ・コジュヴァルが、2011年にリニューアルオープンしたオルセー美術館の魅力について語る講演会などの関連イベントが行われる。