住友商事がボルダリング体験会を実施 原田海も刺激受ける
2018年よりゴールドスポンサーとしてJMSCA(日本山岳・スポーツクライミング協会)に協賛している住友商事。協賛認知拡大を目的とした今回の体験会は、東京・大手町の本社から徒歩圏内にある「BOULCOM(ボルコム)東京店」で実施された。


冒頭のトークセッションでは「何度も挑戦して、登れた時の達成感が1番」と原田がボルダリングの魅力を紹介。ゲストとして登場した元日本代表の伊東秀和氏は「ロープを付けて登るクライミングは90歳の方でも楽しんでいる。子どもから大人まで、長く親しめることも魅力」と生涯スポーツである点もアピールし、参加社員はメモを取るなど熱心に聞き入っていた。
登り方のルールを説明した後は、原田がプロクライマーならではのスゴ技を披露。足を使わずに登るキャンパシング、ホールドからホールドへ飛び付くランジを実演し、会場からはどよめきに似た歓声と拍手が沸き起こった。


ボルダリングの予備知識を学んだ参加者たちは、2人の“特別コーチ”とともにおよそ1時間のボルダリング体験を楽しんだ。原田は積極的に会話を図り、「登る前にゴールまでのコース取りを考えよう」「腕の力だけでなく下半身も上手に使って」などのアドバイスを送った。


初心者の方が5級課題を登り切ると、その様子を見守っていた参加者から拍手喝采。自然と登り方についてのコミュニケーションが発生するなど、体験会は社内交流にも一役買った様子で、参加者に話を聞くと「登り切った時はすごくうれしかったです。


最後に原田は「クライミングを競技として取り組むようになり、その楽しさが少しずつ薄れていましたが、夢中になって登るみなさんの姿を見て、クライミングの楽しさを再確認することができました。本当に楽しいスポーツだと実感してもらえたと思うので、これを機にぜひ続けていただけたらうれしいです」とコメント。終始活気であふれていたイベントを締めくくった。


住友商事はイベント終了後、原田が出演するインタビュー動画やHow To動画も収録するなど、競技の普及活動に精力的だ。東京五輪終了後もスポーツクライミングへの支援を継続する同社の今後の活動に、これからも注目したい。

【住友商事 スポーツクライミング特設サイト】
原田海のインタビュー動画、ボルダリングHow To動画公開中!
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/special/climbing