同作は大ヒット映画『天使にラブ・ソングを...』のミュージカル化作。
○■森公美子・朝夏まなと主演ミュージカル『天使にラブ・ソングを ~シスター・アクト~』
2014年の日本初演より同作の主演を務める森は「去年の11月から今年の1月までやっていたんですけど、急に(再演を)やることになって。私はもう去年で引退だと思ってたんです。でも1年もしないうちに再演と聞いた時に『やるやるやる!』って。
3度目の主演となる朝夏は「去年の公演が半分以上止まってしまったので、初めてこの作品を観に来たいと言っていた友達もダメになって、今年やっと観に来られることになった。それも含めて去年のリベンジもありますし、こんなに短いスパンで再演させていただくことはなかなかない。『覚えてないかも』と思ったんですけど、実際動いてみると自分のデロリスがまだ残っている感じがして、お稽古しながら発見もあったし、新キャストのお二人にいろんな刺激をもらいながら、また新たなでロリス像が作り上げられてきたんじゃないかな」と自信を見せた。
エディ役で新参加となる廣瀬は「学生時代の夢だったアフロになれたことで、僕はもう今、初日を迎える前に大満足をしております」と髪型に感無量の様子で、「自分がこの場所にこの役として出演できるのは、これまで本当にたくさんこの作品を愛して、お客様と共に育んで培ってきてくださった皆さんがいるからだと思っています」と感謝。
「2023年はどんな年だったか」という質問には、梅田が「一つの夢だったロバートが演じられた、本当に幸せな年でした。来年もこんな風に一つ夢が叶うように頑張りたいと思います」と回答。8月に実咲凜音との結婚を発表した廣瀬は「俳優としてというよりは、1人の人間として、男として大きな出来事があった1年になったので、またさらなる覚悟を持って、さらなる成長に繋げたいなと思っています」と抱負を掲げる。
朝夏は「21周年ということで、自分のコンサートをさせていただいたんですけど、自分がここまで来られたのには本当にたくさんの方の愛や応援があったからこそだと実感する年になったので、背中を押してもらいました」としみじみ。
東京公演は東急シアターオーブにて11月5日~29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて12月6日~10日、静岡公演は静岡市清水文化会館マリナートにて12月23日~24日。